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帝人君は今日もモテモテ?

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第一話



「おはようございます。」
帝人がそう笑うと静雄と幽はその帝人の笑顔に顔を緩ませた
「帝人」
と幽が手を広げると、帝人は首をかしげながらその手の中に入って行った
幽はそのままギュッと帝人を抱きしめた
「幽兄?」
大きな青い瞳を開き小首をかしげる姿は天使のようで
((可愛い///))
と兄2人は思うわけでして
「幽、ずりぃぞ。かわれ。」
と静雄が文句を言った
幽は帝人をさらにギュッと抱きしめ
「いつも兄さんがしてることだろ。」
と言い返した。幽の言ってることはもっともで静雄はぐっと唇をかみ締めた。
帝人が幽の腕の中でもごもごと何か言ったので仕方なく幽が帝人を離すと帝人は2人をみて
「そろそろ行かないと正臣と杏里ちゃん待たせちゃうから、いってきます!」
とそう笑顔で言ってそのままランドセルを背負い家を飛び出して行った
「あんなに可愛い弟の幼馴染である2人に嫉妬・・してる兄さん情けない。」
幽がそう言うと静雄はうるせぇと言いながら
「お前だって同じだろ」
と言い返した
「そうだね。俺も大人気ない。」
幽はそういいながら帝人が用意した朝食を食べようと椅子に座った
「もっと早起き、だな。」
静雄もそう椅子に座った


「おはよう」
帝人がそう2人に駆け寄ると2人も笑顔で
「おはようございます、帝人君。」「おっはっよ。心の友よ!」
と返した
「ごめんね、待った?」
帝人がそう申し訳なさそうに首をかしげた。
「いえ、全然。(可愛い)」「待ってないぜぃっと(反則的な可愛さ)」
そう2人が答えると帝人は安心したように微笑んで2人と手をつなぎ「行こっか」
と笑った。
「はい(至福)」「おう(幸せ)」

学校に到着すると帝人は
「正臣、杏里ちゃん、これ」
そう2人に可愛らしい包装が施されているクッキーを渡した
「「これは?」」
2人がそう聞くと帝人は照れたように少し顔を赤くしながら
「昨日、クッキー作ったんだ。その2人にもあげたくて・・・。男の子が手作り菓子って女の子っぽいよね・・・。」
そう答えた
((手作り!))
「ありがとうございます、すごく嬉しいです。」「美味しそうだな、さすが帝人。ありがとな。」
2人がそう言うと帝人はパアっと花が咲いたような笑顔になり
「ヘヘ 2人とも大好き」
そう照れたように言った
「私も大好きです(正臣君には負けないほどに)」「俺も大好きだぞ(杏里に負けないぐらい)」
2人がそう笑顔で返すと帝人は嬉しそうに微笑んだ。


放課後
「今日家で遊ぼうぜ!」
正臣がそう帝人に言うと杏里が
「家のほうがよくないですか?」
と返した
2人が笑顔でにらみ合ってることなど帝人は気づかない。
帝人はしばらく考えた後
「じゃあ、家で遊ぶのだめ?兄さんたちアルバイトと仕事で夜までいないんだ。」
と2人に言った
2人は笑顔で
「「いいよ」」
そう答えた

 帝人の家に着くと帝人は2人にオレンジジュースをだした。
「オレンジジュースでよかった?」
とコトリと首をかしげて愛らしい表情で聞く帝人に2人は感謝の言葉を告げた。
すると帝人は嬉しそうに微笑み
「なにして遊ぶ?」
とやはり愛らしい表情でたずねるのだった。
「帝人君と一緒ならなんでも」「俺も帝人と一緒ならなんでもいいぜ!」
帝人は嬉しそうに頬を染めながらやはり愛らしく笑うのだった。


後日談
「帝人おいで」「帝人」
幽と静雄に同時によばれて帝人は自分の両手で2人の兄のそれぞれの手を握り
「えへへ」
と笑った
このあと兄2人は
((可愛い!もう死んでもいい!))
と心の中で悶絶しつつ帝人を取り合ったという。