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のび太のBIOHAZARD『ENDLESS FEAR』

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CHAPTER1 悲劇の市街地 AREA1『惨状』


のび太は市街地を見ると、愕然とした。市街地にはゾンビだけではなく、ケルベロスやハンター、キメラまで居た。
「・・・市街地でも惨状が起きているとは思ったけれど、まさか生物兵器まで居るとは・・・・・・・」
と、のび太が呟くと、向こうから、車が蛇行走行しながらのび太に向かってきた。

やがて車は、のび太の目の前で壁に激突し、炎上した。
「・・・・・なんでまたこんな事が起きるんだ!早くドラえもんを止めないと!!」
と、のび太は叫ぶと、のび太はナムオアダフモ機関本社へ向けて走り出した。しかし、道中には多数のB.C.W.が居る為、中々進まなかった。

やがて、のび太は目の前に大量の『ケルベロス』がいるのを発見した。のび太はベレッタM92を2挺構えた。
「GRURURURURURURURURURURURURURU!!」
唸り声を挙げながら、10体程のケルベロスはのび太に接近してきた。のび太はすぐさま、両手のハンドガンを連射した。

「KAIN!!」
銃弾が頭に直撃したケルベロスは声を挙げて、倒れた。10体程居たケルベロスは、全員頭に銃弾を1発ずつ撃ち込まれていた。のび太は銃弾を1発も外さずにケルベロスの頭を撃ったのだ。
のび太はケルベロスが動かないことを確認すると、先に進んだ。怪物しかいない光景を見ていたのび太は呟く。
「進んでも進んでも怪物だらけだな。これは、あの時異常の規模かもしれないな」
と、呟きながら、のび太は進んで行く。
しかしその時、隣の高層ビルから何かが落下して来た。
「KSHAAAAAAAAAAAA!!」
落下して来たのは、両手に巨大な鈎爪があり、黒色の体躯をした『B.C.W.』、『キメラ』だった。
のび太は前に飛び込んで、キメラの攻撃を回避した。運よくキメラの攻撃は避けられたが、避けた方向がまずかった。
「KISHAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
のび太が避けた方向から、『ブレインディモス』の唸り声がした。のび太は驚いてその方向を見ると、すぐ近くに『ブレインディモス』が居て、今にものび太に掴み掛かって来そうだった。のび太は咄嗟に『ブレインディモス』を蹴り上げた。『ブレインディモス』にダメージは殆ど無かったが、『ブレインディモス』の動きを一瞬止める事は出来た。のび太はその隙を逃さず、左手に装備していた『ベレッタM92』を置き、バッグから、『レミントンM870』を取り出して左手に装備し、ブレインディモスに向かって撃った。
ダァン!
「GISYA!」
12ゲージショットシェルが直撃したブレインディモスは少し後退した。のび太は続いて、右手に装備していた『ベレッタM92』を4発程撃った。
「GISYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
断末魔の悲鳴を挙げてブレインディモスは動かなくなった。しかし、のび太の後ろからキメラが奇声を挙げながら接近して来た。
「KSHAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
のび太は左手に装備していた『レミントンM870』を『ベレッタM92』に持ち替え、両手のハンドガンを連射した。
「KSHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
のび太がハンドガンの引き金を引いてから0.3秒後、『9mmパラベラム弾』が10発程当たったキメラは悲鳴を挙げながら倒れた。
「ふぅ、危ない所だった」
と、のび太は安堵の溜め息をつくと、『レミントンM870』をバッグにしまい、先へ進んだ。

のび太は暫く進んでいたが、所々に炎上した車や火事があり、中々進めなかった。しかも、進んでも進んでも怪物だらけなので、のび太は、ちゃんと進んでいるのか不安になった。しかし、勿論怪物達は、そんなのび太の不安など気にせずに、遠慮無くのび太に襲い掛かってくる。流石ののび太でも、およそ30体を超える怪物を同時に相手するのはほぼ不可能に近いので、のび太は何処か避難出来る場所が無いかを探した。幸い、避難出来る場所はすぐに見つかった。それは、路地裏だった。のび太はすぐにその路地裏に入った。
「よし、来い!!」
のび太は、追ってきている生物兵器を野放しにしておくと後々面倒になると思ってか、路地裏に入ったすぐの所で、怪物共を迎え撃った。
「GRURURUURURUURURURURURURURURURURURU!!!」
先頭を切って現れたのは数体の『ケルベロス』だった。のび太は『レミントンM870』を構えて、ケルベロスに向かって発砲した。
ダァン!
12ゲージショットシェルを喰らったケルベロスは一旦後退した。のび太はすかさず『ベレッタM12』で追撃した。
「「「「「「KAIN!!!!」」」」」」
数体のケルベロスはそのままぶっ倒れた。しかし、すぐに第2陣が来た。のび太の正面からは、12体のブレインディモス、上空からは12体のキメラが襲ってきた。
数体のケルベロスはそのままぶっ倒れた。しかし、すぐに第2陣が来た。のび太の正面からは、12体のブレインディモス、上空からは12体のキメラが襲ってきた。のび太は『コルトM79』を構え、そしてブレインディモスに向けて撃った。『コルトM79』から放たれた焼夷弾はブレインディモスに直撃すると、炎上した。
「GISYAAAA!!」
炎が上がったので、それ以上はブレインディモスは近づいて来なかった。しかし、上からキメラがのび太に近づいて来ている。
「KSHAAAAAA!!」
唸り声を挙げながらキメラはのび太に襲い掛かってきた。しかし、上空から落下するだけの単調な動きなので、のび太はバックステップをして、簡単に回避した。のび太はすかさず『M4カービン』を連射した。
「「「「「「KSHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」」」」」」
「「「「「「GISYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」」」」」
大量の5.56mm×45弾を喰らったブレインディモスとキメラは悲鳴を挙げて倒れた。
のび太は路地裏の奥へ進んで行った。