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WJネタバレ黒バス感想集

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176Q



またまた感想を書くのが遅くなりました。
出版社も夏休みに入るのか、WJ次号の発売日が一週間遅くなるので……。
だから急がなくてもいーやーって……。

でも、この先、誠凜VS海常があるので、それまでは続けますよ!
……きーちゃんが試合前にケガでリタイアしない限りは、ですが;;



緑間がまた3Pを決める。
しかし、オープニングこそハーフラインからのシュートだったが、それ以降はほとんど普通の3Pだと氷室は思う。
弾数制限を考慮して乱発はしていないらしい。
それより気になるのは彼だ、と氷室は赤司に視線をやる。

赤司がボールを持っている。
赤司をマークしているのは、高尾。
高尾は赤司をまえにして、さすがにオーラがあると感じる。
その頭には回想シーンが浮かんでいる。
監督から赤司のマークはおまえだと告げられて、高尾は軽く了承する。
だが、そのすぐあとに言う。
「あ、でも、一つ、いっすか。ムリだったらスンマセン」
「いや、がんばれよ!! やる気あんのかオイ!?」
「やる気はそりゃあるっすよ! けど緑間がビビるような奴すからね!?」
「ビビってないのだよ!」
「開き直んな!」

このやりとり微笑ましくて、ついそのまま書き出してしまいました。
監督とも仲が良いんですね〜。
それに、監督は高尾のことをかなり高く評価し、信頼しているんだなーって感じました。

高尾は深呼吸をする。
それから、集中するように自分に言い聞かせる。

なんだか高尾の男前度がアップしてる気がします。
ギャップのあるキャラ(普段はあほっぽいけど、いざというときは顔つきが変わるとか)が好きだからな〜、私。
ちょっと心引かれ始めてきた。
まあ、すでに高緑に結構ハマっているのですが(発端はファンブックにおける緑間が不憫だったから・笑)。
攻めより受けのほうがかなり背が高いCPにハマるのって初めてかも……?
自分なら通常は、見た目で行って、緑高、なんですけど。
やっぱり高尾がハイスペック彼氏だからかな〜。

赤司は高尾を抜こうとする。
高尾は「速ぇえ……!!」と思いつつ、反応する。
止められるかと思いきや、しかし、その高尾の顔の横をボールが通過していく。
ボールは、洛山のセンター、根武屋の手に収まる。
即座に根武屋がゴールする。
あざやかな反撃。
双方ともに16点で第1Qが終了した。

その様子を見ていた氷室が紫原にたずねる。
「アツシ…、彼は本当にお前と同じチームの主将か…?」
「……? そーだけど」

高尾も赤司を眼の端で捕らえながら不思議そうにしている。
確かに、うまいし、スキルもあるし、視野も広く、PGとしての完成度はさすがの一言。
けれども、手も足もでないほどの実力差ではない。
これが「キセキの世代」主将、赤司征十郎…!?
そう高尾が思っているのと同時に、緑間も探るような眼で赤司を見ている。

洛山高校の白金永治監督は選手たちに順調だと言い、ゲームプランに変更はない、細かい試合展開はまかせる、修正が必要なら赤司の指示に従え、と告げる。

一方、秀徳。
秀徳の監督は洛山の試合の運び方は将棋を彷彿とさせると指摘する。
それから、選手たちに「まずはこっちからしかけてみよう」と指示する。

場内に休憩終了と第2Q開始が告げられる。
緑間は赤司に話しかける。
「ナメるなよ、赤司。
第1Qは丸々様子見とはずいぶんとのんびりしているな。
まさかおまえの「眼」を使わずに勝とうなどと思っていないだろうな?」
「ナメてなどいないよ、むしろこの上なく慎重に進めているくらいだ」
赤司は冷静な表情で答える。
「切り札をそう簡単に切るわけにはいかないさ。
……ただし、切らずに終わってしまうかもしれないな、このままでは」
緑間を見あげる眼は傲慢な感じでもある。
「……なんだと?」

赤司の「眼」ってなんでしょうね?
伊月がイーグルアイで、高尾がホークアイ、なら……?

第2Q開始。
緑間に対しダブルチームが当てられる。
しかし、そうなることを予想していた高尾は宮地にパスを出す。
パスを受け取った宮地は、ワンオンワン状態になったと眼を輝かせる葉山を抜き去り、大坪にパスをする。
そして、大坪は両手ダンクを決める。

宮地に抜かれた葉山は赤司から注意を受ける。
葉山は「ドリブルなら誰にも負けねーもんねっ!!」と明るく言った。
そのあと、葉山がボールを持つ。
いきなり、やり返すか、と思われる。
そんな葉山に宮地がガードに付く。
「はあ? させねーよ」
「いーや、やるもんね!」
葉山は楽しそうな表情で言い返す。
「…3本でいいかな?」
3本?と宮地は不思議に思う。
その直後、葉山のドリブルに周囲は驚く。
高尾も驚いた表情で「ドリブルってのは強くつくほどボールが速く、とられにくい…。けど、なんつー…」と思う。

一方で、赤司は緑間に言う。
「さっきの言葉、もしわかりにくければ言い直そう」

宮地は葉山のドリブルを前にして眼を見張っている。
ドリブルが眼で追えない。
いや、ボールが消えて見えた。
その瞬間、葉山が宮地を抜き去った。

赤司は続ける。
「ボクが直接手を下すまでもない。それだけのことだよ」



さてさてさて、無冠の五将のひとり葉山の能力が明かされ始めましたね。
これから、そのうえ、無冠の五将のふたりと赤司の能力まであるんですよね。
秀徳、不利だ……。
だけど、全員有名人なんだから、すでに能力について知っていて対策は考えてあるのでは???
特に高尾がなんかしてくれそうな気がします。
でも、話の展開上、やっぱり洛山が勝つのかな……。
洛山もおもしろそうなチームなので、それでもいいんですけどね〜。






作品名:WJネタバレ黒バス感想集 作家名:hujio