二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

WJネタバレ黒バス感想集

INDEX|16ページ/32ページ|

次のページ前のページ
 

178Q(赤司様がすごすぎた)



この感想は私的な萌え度合いによって書く長さや反応速度が変化します。
今回は……ドッカンドッカン来た!
これは書かずにはいられないよ!?


今号は表紙&巻頭カラーでした。
カラーの冒頭は前号と被っています。
赤司が言う。
「真太郎とは」
名を呼ばれたのに気づいたのか緑間が振り返った。
その直後、赤司は続ける。
「僕がやろう」

見開きカラーは、バスケしている黒子っち。
迫力がありますよ〜。

第一試合の洛山−秀徳のインターバル10分、その間は第二試合の海常・誠凜のアップである。
コートに海常と誠凜の選手たちがあらわれた。
黄瀬が緑間とすれちがう。
すれちがう寸前に黄瀬が緑間に話しかける。
「…調子、悪くないみたいっスね」
その眼は洛山と秀徳の同点のスコアに向けられている。
しかし。
「…フン、どうかな」
緑間は否定するようなことを言い返す。
「赤司はまだ眼を使っていないのだよ」
「!」
「使ってくるとしたら、後半からだ。
そこからが本当の勝負なのだよ」
黄瀬の表情が厳しいものになる。

……ところで、黄瀬くん、あなたの調子はどうなの????
試合しても大丈夫なの?
たいへん心配しています。
どうか調子悪くなくて、棄権とか途中退場とかせずに、本調子で誠凜(黒子)と試合できますように……!!

一方、洛山と誠凜の選手たちもすれちがおうとしている。
赤司と黒子が向かい合っている状態。火神は黒子の背後にいて、赤司を鋭く見ている。
赤司が黒子に声をかける。
「…やあ…開会式以来だね、テツヤ」

すみません、軽く吹きました。
花輪君的な何かを感じて……。

「…はい、赤司君」
強い瞳で見返して黒子は言った。

赤司と火神がすれちがおうとしている。
赤司はなにかに気づいたような表情になる。
そんな赤司に火神は言う。
「よう、まさか忘れてねーだろーな?
開会式(あん時)はずいぶんぶっそうなマネしてくれたけどよ」

赤司デンジャラス登場のときのことですね。
火神は怒っているみたいですね。
……まあ、無理ない、かなー……。
……怒るよりも、コワイかも;;

火神は続ける。
「黄瀬も…そして、お前も必ずぶっ倒す!」

ええー、黄瀬くんとは仲良しじゃなかったの!?
そんな恐い顔してぶっ倒すと言う相手ではないような……。
ちょっと寂しい……。

「もちろん覚えているよ、火神大我」
冷静に赤司は言い返す。
「実力も評価している。…だが
一つ忠告しておこう」

うお!?
なんだか恐い展開になってきた気がする。
だから、赤司様にケンカ売るようなことしちゃダメなんですよ……!

「ボクと目線を変えずに話すことを許しているのは、ボクに従う者だけだ。
逆らう者は何人たりとも」
赤司の左手があげられて背の高い火神の右肩に置かれる。
「見下ろすことを許さない」
次の瞬間……!
クンッ…っと、赤司の左腕が下ろされて火神は床へと沈む。
ぼうぜんとする火神。
赤司は冷然と火神を見下ろして、告げる。
「頭(ず)が高いぞ」

えええええええええええええーーーーーーー!!!???
あ、あっ、赤司様、どこのお殿様!?
どこの水戸黄門!?
印籠が取り出されるときのBGMが頭をぐ〜るぐ〜る回る……。
ちょっ、コレ、えっ、ええええええ!!??
ものすんごい衝撃でした。
すみません、申し訳ありません、思いっきり吹きました!
厨二が炸裂……。
すみません、すみません、赤司様!
……しかし、アレですね、赤司様は本当に世が世ならばお殿様な血筋の人なんでしょうか、それとも、おじいちゃんおばあちゃん子で時代劇が大好きとか……?
前者だとして、鷹狩りとかする格好の赤司様が馬に乗ってパカラッパカラッと駆けていく姿を想像してしまいました……。

「なっ…!?」
眼を見張っている火神。
力じゃねぇ…
今コイツ何を―――!? 
と思う。

いや、びっくりするのはそこだけじゃない。
赤司様の発言が重要です。
というか、帰国子女で国語が一番苦手で漢字がダメすぎな火神は「ずが高い」と言われて、「ず」を「頭」と変換しかたなー?
「え、図が高いって、なんだ……???」とか、ならなかったのかなー。

「火神君!」
黒子が火神に声をかける。
そんな黒子に赤司は告げる。
「テツヤも僕とやるつもりなら覚悟しておくことだ。
お前の力を見出したのは、僕だ。
いずれそれを思い知ることになる」

一方、観客席。
「見出した…? 黒子(カレ)の力を…?」
氷室は紫原に問いかける。
「「眼」っていうのは、つまり…、人の隠れた才能を見出す力のことか…?」
「…んーん。まー赤ちん、そーゆのもすごいけど、試合でのは、また別」
紫原は答える。
「すべてを無力にする。OFもDFも。そんなカンジの力だよ」
さらに紫原は言う。
「すぐにわかるよ」

観客席にまで届く大きさの声で話していたんですね。
ということは、もちろん「頭が高いぞ」も!
……なんかもう、頭の中に「ひかえおろぉ!」のセリフとあのBGMがよみがえってくるんですが……。
それはともかくとして、試合してないからゆるい感じのむっくんには癒されます。

そして、後半開始。
ボールは緑間へ。
「…やはりな、そうくると思っていたのだよ」
その視線の先には赤司。
「来い、真太郎」
赤司対緑間、一対一の展開になる。

緑間はノーフェイクでいきなり3Pを狙おうとする。
緑間と赤司では身長差がかなりあるので、高さ勝負、しかもタイミング的にも完全に虚をついた。
はずだった。
だが。
赤司は緑間の持っていたボールを跳ねとばす。
「!!」
眼を見張る緑間。

観客席で氷室が驚愕している。
バカな、あのタイミングで……!?
青峰君並みの高さと速さで届くならまだしも…、
跳ぶ前にカットするなんて、
反応が速すぎる!!

赤司は自分がカットしたボールを手に、一気にゴールに向かう。

「……速いんじゃないよ、視えてるだけ」
紫原が氷室に解説する。

ええと、むっくん、氷室の心が読めるの……?

「赤ちんの眼はどんなささやかな動きも逃さず見透かす。
呼吸・心拍・汗・筋肉の収縮、相手の全てを」

コートでは高尾が赤司に付く。
「抜かすかよ」
「…抜く?
そんな必要はない」
赤司の眼は高尾の足の動きを見ている。
「キミがどくんだ」
赤司が動き、高尾の足がガクッと揺れる。
「逆らう者は何人たりとも
見下ろすことを許さない」
赤司は火神に告げたのと同じセリフを告げた。
 
高尾が床に尻もちをついている。
その正面に立っている赤司はシュートの体勢に入ろうとしている。

ふたたび紫原が解説する。
「あの眼の前では、すべての動きは先を読まれる。
あらゆる技は封殺され、どんな守りも、立っていることすら、許されない」

赤司征十郎には相手の動きの未来が視える。

赤司はシュートを放つ。
そして、高尾を見下ろして、言い放つ。
「頭が高いぞ」

直後、シュートが決まった。

それを眼を大きく開いて見る秀徳メンバー。

隔絶された世界!!
赤司には触れもしない…!!
で、次号に続く!


「頭が高い」がもう一回出てくるなんて……!!!!!
「この紋所が眼に入らぬかぁ!」なカンジ。
作品名:WJネタバレ黒バス感想集 作家名:hujio