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WJネタバレ黒バス感想集

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185Q(キラキラ黄黒)



心待ちにしていた黄黒戦の続きが出ました。
でも、同時に恐くもあったんです。
だって、試合の上だとはいえ敵同士になるから、黄黒が険悪な感じになったりするのでは……と。
それから、いきなり最強技(完全無欠の模倣)を使ったきーちゃんの足が心配で……。


試合開始からいきなり完全無欠の模倣を黄瀬が使ったことで、誠凜メンバーは驚愕している。
そんな中で、ひとり、火神だけが「上等だ!!」と意気が上がっている。

このあと、扉絵が来るんですが、黄瀬の鎖骨ぐらいから上の真正面からのイラストで、その横に、「”ベビーフェイスの天才”は魔性すら纏う”完全無欠の天才”へと進化していた。」と書かれていました。
ベビーフェイス……なのか?
というかそれよりも、魔性すら纏うって……。
なんかすごいな〜。

黒子がパスする。
ボールをキャッチしたのは、(ちょうどゴール下にいた?)木吉。
木吉はシュートをしようと跳ぶ。
直後、海常・小堀も跳んで、追いつき、木吉のシュートを妨害する。
すると、木吉は「後出しの権利」で後方へとパスを出す。
そのボールを日向が受け止めた。
続けて、日向はシュートする。
だが、そのボールを黄瀬がブロックした。
日向は眼を見張り、歯を噛みしめ、「体感するとマジで実感する……! 今のブロックはマジで紫原のそれだ…!」と思う。
黄瀬がブロックしたボールを、笠松が左腕を上げてバンッと捕らえる。
そして、すぐに視線を走らせ、背後までやってきていた黄瀬にパスした。
「うわぁ、攻守切りかえが…早い!!」
観客席がワッと湧く。
「再び緑間の……、高弾道超長距離3Pーーー!!」
黄瀬が緑間と同じシュートの構えをしていた。
木吉はそれを阻止しようとする。
その木吉の姿を黄瀬が眼でとらえると、次の瞬間、黄瀬の姿に青峰の姿が重なった。
そして、黄瀬が自分のまえに立ちふさがっていた木吉を抜き去った。
「フェイク!?」
木吉は驚きの声をあげ、「しかもこれは、青峰と同じチェンジ・オブペース…!!」と思う。
伊月も眼を見張り、「緑間のシュート力+青峰の敏捷性(アジリティ)!? 一つ一つでも強力すぎるぐらいなのに…。複合されたら、こんなの…、どうすれば…!?」と悩む。
一方、黄瀬はドリブルで進んでいく。
そのまえに火神がやってきて、行く手を阻む。
「火神!! 頼む!!」
日向が叫んだ。
リコは「対抗できるとすれば、ゾーンに入ること。……けどあれはあくまで偶発的。ましてや意表をつかれて対応もしきれていない今はまず不可能…、どうすれば…」と考えている。
火神が腕をダラン…と垂らした。
それを見た観客席の氷室は「…「野性」!! 五感を研ぎ澄まし予測を超えた超反応を実現する。これで止められなければ今の黄瀬君を止めるのはまずムリだ…!」と思った。
直後。
「ムダっスよ、
今のオレは誰にも止められない……!」
黄瀬が宣言した。
笠松は言う。
「瞬間に相手の動きの模倣(コピー)を可能にする精密な観察眼。
今までの試合でつちかった経験則、そして、センス。
奴のように絶対(100%)ではないが、それにかぎりなく近い精度で未来を視ることができる」
火神は眼を見張り、「赤司の…、天帝の眼(エンペラーアイ)!?」と思う。
そして。
火神は床に倒れた。
その眼前で、黄瀬はシュートする。
ボールはゴールリングを綺麗に通り抜けた。

すすすすすすすごい、きーちゃん!
赤司様のエンペラーアイまで!!

観客席の氷室は分析する。
「どの技も足りない要素を違う要素で補い再現している。
厳密には全く同じではない。
……だが、
贋物(フェイク)と呼ぶにはあまりにもレベルが高すぎる。
完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)、
まさに無敵だ」

すっかり解説係となりましたね、室ちん。
でも、その隣のむっくんはあまり喋らないですねー。
自分の技を再現されているのを見て、どう感じているのか気になります。

一方、誠凜ベンチ。
「やられた…!」
リコは言う。
「今までの傾向から開始直後なら火神君がゾーンに入ることはまずない。
止められるリスクを激減できるベストなタイミングだわ…!」
さらに、思う。
おそらく制限時間の5分を使い切りはしない。
…けど、
たぶん、このままだと…
ダメージはこれだけじゃすまない…!!

対する海常ベンチでは、武内監督が告げる。
「以前のような油断はもうせんぞ。
名将率いる最高のチーム。
そのつもりで全力で戦わせてもらおう…!」

すると、そのセリフに反応して日向が言う。
「っさいんじゃ、ブタダルマ。
それでもこっちのやることは変わんねーだよ」

ごめんなさい、ちょっと感想入れます。
いくらキレているとはいえ日向の武内監督に対するセリフはどーなのかなー…。

日向はボールを受け止め、続ける。
「止められないなら、こっちも点とるしかねーだろが!!
誠凜(ウチ)は攻めてナンボだっつーんだよ!」
そして、ガードに付いた森山をかわして黒子にパスする。
日向は思う。
紫原でも止められなかったシュートだ。
止められるもんなら、止めてみやがれ。

「幻影の(ファントム)シュート」

そのとき。
「……黄瀬君!」
黒子の正面に黄瀬があらわれた。

「これは…」
観客席の氷室が声をあげる。
「黄瀬対黒子!!
幻影のシュート対完全無敵の模倣」

伊月は思う。
幻影のシュートは、たとえシュートコースをふさがれても、パスに切りかえることができる。
止められるわけがない。

しかし。

「悪いけど…、切りかえた所でムダっスよ」
黄瀬が黒子に告げる。
「見えなくてもボールは飛んでいる。
撃つ方向がわかれば止められる」

火神は思う。
これは…、まさか。
紫原のブロック
+(プラス)
赤司の天帝の眼

そして、
黒子が放ったシュートを、黄瀬がカットした。

眼を見張る誠凜メンバー。
「な!?」
「紫原でも止められなかった無敵のシュートが…、
ブロックされたーーーーー!!」
「幻影のシュート、ついにやぶれるーーーーー!!」

木吉が分析する。
天帝の眼で打ち出し角度を先読みし、紫原のブロックで軌道を封殺…。
見えていないまま力ずくで止められた…!!

「…黒子、大丈夫か?」
心配した火神が背後から黒子に声をかけた。
すると、黒子は振り返らずに答える。
「いえ。
……まいりました」
黒子の視線の先には黄瀬の背中がある。
「やっぱり黄瀬君はすごい…。
完全に僕の負けです」
さらに。
「手強すぎて、
笑っちゃいますね」
黒子は力強い表情で黄瀬を見て言った。
黄瀬が少し振り返って黒子を見る。
その横顔には楽しげな表情が浮かんでいた。

次号に続く!



今回最後のセリフ「手強すぎて、笑っちゃいますね」のときの黒子が、とっても綺麗なんですよ……!!!
そして、そんな黒子っちを見る黄瀬もイケメンで!
二人そろってキラキラしてます。
無敵のシュートがやぶられても弱気にならない黒子っちと、そんな黒子っちの強い眼差しを受け止めてなんだか嬉しそうなきーちゃん。
二人の世界だ……、キラキラ……。
次号はセンターカラーらしいですが、ぜひぜひぜひ黄黒でお願い致します(土下座!)
作品名:WJネタバレ黒バス感想集 作家名:hujio