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やばい、と思った
フェイトがデバイスを起動した。まだ、こっちはなんの準備もしていないのにー
心の中で焦り続ける自分がいた
そう思っていた時にはフェイトはバリアジャケットをもう着てた
外側が黒で内側が赤のマントを着て、上半身はタイツのような服を着ていた。腰には茶色のベルトとうす桜色のスカーフをスカートのように巻いている
全体的に黒色の印象を与えていて、年齢的にはきわどい服装だがあれは動きやすいように設定されている。戦うことをよく知っているからこそあのようにバリアジャケット設定してあるのだ
アルフの方も動きやすい服装になっていた
どこかの民族衣装を思わせる服装だ。彼女はデバイスを持っておらず、あれが元々の服装だとおもう
胸を布のようなもので巻いて、ショートパンツをはいていた
あちらも動きやすさメインにしている
さて、二人の服装についての説明が終わったが、俺はデバイスを起動してません
はっきりいうと、ピンチだ
「あなたの目的は？」
フェイトが聞いてきた
生で聞けるのはうれしいが今はそんなことを素直に喜べない
「捜し物を探しているんだ」
「捜し物？」
「それは教えられない。次はこっちが問いかける番だ」