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第十一話『暗躍する指揮者（コンダクター） すべては、静かなる夜のために』

とある一軒の家。
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ・・・・。
暗い部屋でパソコンで何かを打っている謎の人物。そのパソコンには、IMT0079のホームページが開かれていた。ホームページには、結成記念にとある島で多数のアイドル達の合同ロケを行う予定と書かれている。それを見る謎の人物。その眼光は恐ろしく鋭く、憎悪をしているようだ。
カチッ、パッ・・・・。
さらに、その人物は、パソコンの画面を変えるとAKB48のホームページになった。そこには、AKB48の前田敦子の最後の仕事となるロケ先の孤島でPV撮影をやる予定で、そこには、多くのアイドル達も集まるようで、IMT0079との合同ロケでやる予定が書かれていた。その人物の手にはアイドル達の写真が持っていた。
謎の人物「フッフッフッフッフッフッ・・・・何がアイドルの卵だ・・・こんなくだらん者にアイドルになろうとは笑える・・・・。お前達に私からプレゼントを贈ろう・・・・絶望という名のプレゼントを。」
ダンッ・・・・。
人物がナイフで刺したのは、日奈森亜夢や星名ふれあの写真であった。
謎の人物「フッフッフッ・・・・私が気に入らない奴はすべて消えてもらう。そして・・・この世に私以上のアイドルはいない・・・・。」
そう言い残すと、手に持っていたメモ帳を開く。そこには、AKB48やIMT0079のプロフィールなどが書かれた物ばかり。さらに、テーブルには拳銃とサイレンサー、毒物などが置かれていた。そして、ナイフを抜き、穴を開けた写真を見る。
謎の人物「フフフ・・・もうすぐだ・・・もうすぐ、お前達を恐怖と絶望を抱きながら地獄へ落ちるのをな・・・・。」
そう言い残すと、パソコンを操作し、とある無人島を探し出した。
パソコン『無人島・鴉濡羽島（からすぬればじま）』
そこは、AKB48やIMT0079のロケ先でもあった。
謎の人物「フフフ・・・すべては、静かなる夜のために・・・・。」
恐ろしい計画を立ていく謎の人物。これが後に凄惨な殺人事件の始まりでもあった。