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必殺仕事人 in ヴォルケンリッター 第13話

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第13話 レティ襲撃


 地上本部ではビルが狙撃されしかも死者を出した事が深刻に受け止められていた。
今まで完璧な防御などと言っていたものがこの体たらくである。
 弾丸は砕け散っていて特定さえ出来ず。
部屋の中は中程度に放射能汚染されていた。
(作:Raufoss Mk211は通常、弾丸の芯にタングステンを使用するが、アメリカ軍仕様は劣化ウランを使用する。
あまりの破壊力と非人道的な殺傷性、放射能汚染の問題から、イラク戦争以降ベルサイユ条約に追加登録され現在は使用が禁止されている)
 もはや地上本部の評議会派だけでは対処が出来ず、数日後本局から精鋭部隊200名ほどが送られてきた。

 評議会派のばりばりの戦闘員精鋭部隊である。
いずれもAAクラス以上、S クラスも何人か含まれている。


「随分ぎょうさん送ってきたなぁ、向こうはまだそれだけの余裕が有るんやろうねぇ」
「ええ、ただアレだけ一度に相手をするのは正直厳しいかと……」
「まあ、どう出るか動きを見よう」


 精鋭部隊の半分は評議会派の幹部の護衛に割かれた。
残りの半分が仕事人捜しを始め、半分がどこかへ消えた。


「やはり実験施設はこのクラナガン周辺にあるんやろうね」
「消えた50人は、恐らく施設の警備と完成を目指して何かしているのだと思います」
「やろうねぇ?まあ、そっちの方は専門のチームに任せとこ」
「それよりも今後は少し仕事がやりにくいよ、50人も出張って来てるよって、見つかって捕まる訳には行かんし」