小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

わんこ後輩×先輩【シリーズ3】

INDEX|1ページ/1ページ|

 
~先輩サイド~

付き合って3ヶ月がたち、
ハグや手を繋いだりはだいぶ普通になった。
キスは・・・まだ男同士というので抵抗が少しある。
冬樹はしたいみたいだが。
「センパイ、今日俺んち来る?」
「あ、うん、暇だしいいか?」
「もちろん!」
しかも、俺のために部屋をキレイにしたらしい。
ちょっと嬉しいよな。
そして、冬樹の家に来た。
「そうだセンパイ、今日は親帰ってこないから。」
「はい?」
待て・・・2人きりってことかよ。俺の心臓がもたねぇ。
前は、コイツの母親がいたからまだましだった。
「俺と2人ヤダ?」
「っい、やじゃない。」
そんな顔で言われたら・・・ことわれねぇ!!
流されるまま冬樹の部屋に来た。
「春さん、適当に座ってて。飲み物取ってくるから!」
「あ、ありがとう。」
冬樹は俺のことを春さんと呼ぶようになった。
ガチャ
「おまたせ。」
「だっ大丈夫。」
本当は大丈夫じゃない。
ものすごく緊張している。
「春さん緊張しすぎ、体ガチガチだよ?」
うわ・・・バレてるのか。
冬樹は俺の隣に座ったが、
「ちょっとくっつきすぎじゃね?」
「ぜーんぜん!」
いや、くっつきすぎだろ。
緊張しすぎて動けないし。
「春さん。」
グイ
冬樹に腕を引っ張られ、
「んっっ!?」
キスされた。
「はっ・・・いきなりはないだろ。」
俺実は、ファーストキスだったり・・・
「だって春さん可愛いんだもん。」
可愛いってな;
「ねぇ、もっかいしていい?」
「はぃ?そんなこと聞くな!」
「じゃ、遠慮なく。」
俺は目を閉じた。
「口あけて。」
「は?ん!」
舌が入ってきた。
逃げても冬樹の舌が俺の舌を捕まえる。
しかも、離れようとしても後頭部をおさえられており離れることができない。
体が熱くなるのが感じられる。
「春さん、超可愛い。」
「なっ!」
俺は恥ずかしくなり、走って帰った。


終わり



10月6日