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ぷよと愉快な仲間たち

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ぷよっとした生き物(?)をつつきながら、私は言う。
「ん~。アコール先生、全然わかりませーん」
「アミティさん、それは聞いてないからと思います」
私の隣でにこりと笑う先生。恐い。笑顔に裏を感じます。
 隣では、ツノの生えた女の子、リデルが一生懸命ノートに字を書いている。うーん、賢い。私はと言うと、先生の言っている事が理解不能。分からない。
「アミさん…家だからと言って…ふざけてますね」
リデルが目を細めて言う。
「んー…だってぇ。分かんないもん」
私はそう言い、近くにあったクッションに顔を埋める。
「やだー。やりたくなーい」
「…じゃあ今回はこれで終わり。明日は覚悟しなさい」
「…ひぃ」
リデルが小さい声をあげる。
 バン、と大きな音を鳴らして部屋から出ていったアコール先生。それを見たアルルは。
「なーに怒らしてるの。先生、怒ったら中々機嫌治らないじゃんか」
「……」
「そうですよ。今日の夕飯はヤバそうですね」
リデルまで。
「ぼぼぼーん!?ユウちゃん見たよ!アコール先生が怒ってるの!」
ユウちゃんまで!
「…ううう~。あ、でもさ!今日の料理当番、アルルだよ!?」
私が言うと、アルルは目を細める。
「ボクじゃないよ。アコール先生だよ」
「えっ…」




 ここはぷよぷよ!!のキャラクターが住む家。見た目は大きいけど、中はそこそこ。
 そんなファミリー(?)の、平和ほのぼのお話。
作品名:ぷよと愉快な仲間たち 作家名:あさひ*