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ピカリーノ0000
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紅魔館と適能者外伝~竜の戦士と第7の適能者~ 1

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序章-prologue-



虚数空間

次元の海と呼ばれるその空間は、宇宙とは違う意味で無限に広がっている。

ある者は宇宙と宇宙をつなぐ橋と答えた。

ある者はホワイトホールの先にあるものと答えた。

またある者は

忘れ去られし者の終着点と言った。

この空間には全ての概念が存在しない。

まさに“無”

それがこの空間なのだ。





「静かね…」

虚数空間を彷徨う一人の女性、彼女がどこの誰で、何故この空間を彷徨っているのかは誰にもわからない…

ただ

ただ一つ言えるのは

彼女の命の灯が、今にも燃え尽きようとしているのだ。

「もうすぐ会えるわ…一人ぼっちは寂しいでしょ…ねぇ…

アリシア…」

女性はそう言うと、静かに瞼を閉じた…まるで、死の待つかのように…

だが、彼女は気づいていなかった。彼女は選ばれいた…彼の…第7の適能者に…





M78星雲 光の国 宇宙警備隊本部 隊長室

一人、ゾフィーは外を見ていた、平和な故郷、自分の故郷、光の国を、しかし、その顔はあまり笑顔とは言い切れなかった。それは、最近各地で発生しているマイナスエネルギーによる怪獣の狂暴化だった。

第2次柳星異変から一年後、宇宙は事実上平穏であったが、一月前から各地でマイナスエネルギーが検出されたのだ。そして、そのマイナスエネルギーが、各地の怪獣を狂暴化させている事が分かったのだ。

現在、各地に警備隊員が派遣され、任務にあたっているが、まだ派遣されていない惑星があった。

その名は、地球。

かつて、ウルトラ兄弟が守ったこの星にも、その危険性が出てきたのだ。幸い、まだその情報は出ていないが、事態を重く見た大隊長ことウルトラの父は、勇士司令部から一人の戦士を派遣することが決定したのだ。

そんな事をゾフィーが思い出していると、後ろに気配を感じた。後ろを振り向くと、そこには、セブンによく似た赤い戦士がいた。

「お呼びですか?隊長」

その戦士の声は、まるで歴戦を潜り抜けた貫禄のある声だった。それを聞くと、ゾフィーは、その戦士に今回の要件を話した。

「うむ。実は、君に大隊長から地球防衛の任務を言い渡されている」

それを聞いた戦士は、やはりか、と言う態度で応じた。

「マイナスエネルギー関連か?」

「そうだ。今回は、君の戦歴を見込んで今回の件k決定した」

「そうか…任務なら仕方がないな。その任務、受けよう」

ゾフィーはその言葉に安心すると、ある者を渡した。

「君にこれをやろう」

「これは…!」

「そうだ。君が頼んでいたウルトラブレスレットのカスタムタイプだ。さぁ」

そう言うと、そのブレスレットは戦士の左腕に装着された。

「では、そろそろ行ってくる。では、ジュア!」

そう言うと、戦士はその場を飛び去った。

「頼むぞ…ウルトラセブンレックス」

ゾフィーはそれを見送ると、戦士=ウルトラセブンレックスの名を呼んだ。





原作 AKUA(紅魔館と適能者より) 東方project 円谷プロダクション 都築 真紀(とらいあんぐるハート3~リリカルおもちゃ箱~より)

脚本、演出、監督 ピカリーノ1234

紅魔館と適能者外伝~竜の戦士と第7の適能者~

始まります…






次回予告

海鳴市沿岸に怪獣が現れた!応戦するCREW GUYSだが、全く歯が立たない。絶体絶命のピンチのその時!遥かM78星雲光の国から、一人の巨人が現れた!

次回、第1話『参上!ウルトラセブンレックス!』

さあ!来週も皆で観よう!






オリジナルウルトラマン紹介

ウルトラセブンレックス
外見:初代セブンとセブン21を足して2で割った様な外見
身長:50m
体重:5万t
年齢:1万5千歳
飛行速度:マッハ15
走行速度:マッハ2
水中速度:240ノット
ジャンプ力:700m
所属:勇士司令部
概要:勇士司令部に所属している歴戦の勇士。戦歴だけならウルトラ兄弟とも張り合えるくらいの実力を持つ。今回のマイナスエネルギー騒動を重く見たウルトラの父の命により、地球に派遣される。性格は冷静沈着に見えるが、勇士司令部きっての武人である。

イメージCV:大塚明夫