ダンガンロンパ・ファンタジック／リロード-Chapt.1-3
Phase 04-ノンストップ議論03 予想外の証拠品
Phase 03正解）★Ｄ【なにも判らない】＜３・イティアの服】で論破！
正解した→発言力２５点、集中力２点加算
コトダマをミス→発言力７点マイナス
ウィークポイントをミス→発言力８点マイナス
コトダマ、ウィークポイント両方をミス→発言力１５点マイナス
「なにも判らないわけではないんですよね。
イティアさん、服を着替えてるんですよ」
と香。
「服を着替えたぁ？それに何の意味があるんだい香ちゃん……」
的外れな解答にきこえるそれに、流石の加藤もあきれるが
「そうでもないわ。香……それってイティアが犯人だと言う証拠になりえない？」
「は、はぁ？」
香は私逆のコトいおうと思ってたのにと言う顔だが、雪音は続ける。
「監視中に何も起きなかったのなら、着替えなどする必要はないはずでしょう。
特に大騒ぎになるような出来事もなかったのだし。
つまり、イティアは着替えをしなければならない状況に陥っていた……
そう考えるのが自然じゃない？」
と雪音がどんどん持論を展開していく。
「確かに……それはそうかも」
一輪もそれに納得する。
「そして、もしもイティアが犯人だったとしたら、
現場の状況も、物干し竿の件も、納得がいく……」
「本当にそうなのかな？」
と疑問を持ったのは華である。
「なに？華。何か問題でも？」
「あのね……実は、確かに理科ちゃんの部屋と外の内容だけで言えば、
イティアちゃんはかなり疑わしいと思うんだ。
でも、真の問題はそこじゃないんだよ」
と華。
「そんなの後で聞くわ。イティアが犯人であるという事実は変わらないでしょう？」
しかし雪音は聞く耳を持たない。
「そうね……なら、ここで切り札を出そうかしら。」
ここで……ずっと沈黙を守り続けてきた、霊が動く。
「切り札ぁ？なによそれ」
これには流石に雪音も反応した。
「イティアが犯人ではない決定的な証拠……それを私は今持っているの」
霊は静かに語りだす。
「ほ、本当ですか！？」
香も期待する。
「な、なんだよそれは！」
ここまでのムードをひっくり返すその決定的な証拠とは何なのか。
期待が高まる。
「慌てないで……これよ」
霊が取り出したそれを見て、香、イティア以外の皆は笑う。
霊が自信ありげに見せたのは、表裏両方に血がべっとりついたイティアの服だったのだ。
「あはは、霊、あんた馬鹿でしょ！バカなんでしょ！
それ、イティアの犯行の決定的証拠じゃない！」
「そうかしら？私はこれを見て一発で、イティアは犯人じゃないと確信したけど？」
「いやいや霊ちゃん、流石にそれは無茶があるぜぇ……
俺様でも、こんなもん見せられたらイティアちゃんを疑うしか無いじゃないか」
さっきまで必死で擁護していたギィズですらそんな反応。しかし、
「いいえ、これはイティアの無実を確実に証明しているの。
この服はその決定的な証拠よ」
しかし、霊は自信たっぷりにそう言ってのける。
その態度に、場の笑いが、哀れみに変わっていく。
「なんかもう、そこまで行動と態度が正反対なのにはイティアに同情するぞ……」
骸はそう呟いてまた黙る。
イティアは黙りこくっている。
こんなものみせられたら……もうダメだ、終わりだ……そう言った表情で固まっている。
（それにしても……霊さん、なぜこんなことを？
もしかして、これは本当にイティアさんが犯人ではない証拠なのかな……？
……でもこの服、何か、違和感がある……でも、その違和感って一体……）
コトダマ
【１・霊の検死結果＞
【２・イティアの服＞
【３・妖ちゃんファイル１＞
「こんなのイティアが犯人で決まりじゃない！
だって★Ａ【血痕】が目に見えて残ってるじゃない！」
と雪音が確信を持つが、
「いいえ、この服は正真正銘、★Ｂ【イティアが犯人ではない証拠】なの」
霊は断固としてこのスタンスを崩さない。
「ナースっていうから死体には詳しいと思ったけど全然ね！
★Ｃ【表裏両方にべっとりと血痕が残っている】のが見えないわけ！？
こんなの、★Ｄ【イティアが現場に居た】どころか、
★Ｅ【イティアが理科を殺した】ことの証拠でしか無いわ！」
普通に考えれば当然こうなる。
「いいえ。貴方は気付いていないの。
雪音、貴方の言っていることには、決定的な★Ｆ【矛盾が１つある】。
それが、イティアが犯人ではない証明となるの」
霊はそう言って黙る。後は考えろと言う事か……
（そう、そうなんですよ……なんか、この服には違和感を覚えるんです。
イティアさんが犯人だとしたら、あり得ない何かが、
きっと、あるはずなんですけど……！
恐らく注目すべきは、その服の状態。
もしもイティアさんが犯人だったらって考えると……違和感が……）
コトダマ
【１・霊の検死結果＞
【２・イティアの服＞
【３・妖ちゃんファイル１＞
「こんなのイティアが犯人で決まりじゃない！
だって★Ａ【血痕】が目に見えて残ってるじゃない！」
と雪音が確信を持つが、
「いいえ、この服は正真正銘、★Ｂ【イティアが犯人ではない証拠】なの」
霊は断固としてこのスタンスを崩さない。
「ナースっていうから死体には詳しいと思ったけど全然ね！
★Ｃ【表裏両方にべっとりと血痕が残っている】のが見えないわけ！？
こんなの、★Ｄ【イティアが現場に居た】どころか、
★Ｅ【イティアが理科を殺した】ことの証拠でしか無いわ！」
普通に考えれば当然こうなる。
「いいえ。貴方は気付いていないの。
雪音、貴方の言っていることには、決定的な★Ｆ【矛盾が１つある】。
それが、イティアが犯人ではない証明となるの」
霊はそう言って黙る。後は考えろと言う事か……
作品名：ダンガンロンパ・ファンタジック／リロード-Chapt.1-3 作家名：暗妖