二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

続 さらば宇宙戦艦ヤマト 1

INDEX|1ページ/10ページ|

次のページ
 
<月へ Ⅰ>
一つの閃光が地球を照らした

その光はまるで太陽が数倍の力で瞬いたような一瞬の輝きだった



しかしそれはヤマトと進が宇宙いっぱいに広がる命に自分の命を変えた瞬間でもあった










地球防衛軍にシークレットコードで通信が入った。藤堂はそれを自分に回すよう通信士の伊藤に伝え長官室に入った



  <すまなかった…>
 
藤堂は敬礼しながらそう力なくつぶやいた

  <誰が…ヤマトに残ったのか?古代か?>

藤堂は一瞬にして進がいない事に気づいた。島が涙を流したまま

  「宇宙戦艦ヤマトは残り少ないエネルギーを武器に…古代が…ユキの亡骸と一緒に…」

島はそれ以上伝える事が出来なかった。立つ事も出来ずその場に崩れてしまった。その体を太田が支えようとしているが太田も泣き崩れて行く…

  <…ユキが…?>

藤堂がその名前を復唱して茫然とした

  <ユキが死んだと言うのか?>

誰も何も答えられずすすり泣きの声しか聞こえない。

  <…辛い戦いを君たちに背負わせてしまって本当に申し訳ない…>

藤堂は必死に涙をこらえ次の指示を出した

  <辛いところすまんが一度月面基地に向かってほしい。私もすぐに向かう。こちらから
   指示は出しておくから…>

藤堂が救命艇の中を見ると片隅にアナライザーの残骸があった。アナライザーが修理されていない事に気付き真田がいない事に気付いた

  <責任者は島でいいか?乗組員を頼む…私が君たちを守るから…>

そう言うと藤堂は通信を切った











しばらく救命艇はすすり泣きのまま自動操縦で月面基地へ向かった。月面基地もかなりのダメージを受けていた。


島は閃光のあった空間を茫然と見つめていると突然羅針盤が光りだし何かが聞こえてきた

人の唸り声だった


島はハッとして相原と南部と太田の羅針盤を見ると4人のが光っている

  「山本か?」

島が叫ぶと

  <その声は…島…だな?>
  「山本、生きてたんだな!」

相原も叫ぶ

  <あぁ…相原だな…死にそこなっちまったみたいだ…>
  「場所はこっちで分かるから…今すぐ向うから…待ってろ、もうしゃべるな。」

島が叫ぶとコスモタイガー隊員が操縦していたのを代わってもらいその横に太田が座った

  「島、座標を送るよ」(太田)
  「あぁ」(島)

相原と南部が予備の簡易宇宙服に着替え救命艇の下部に付いているコンテナへ移動し
山本の発信機を頼りに近くまで来たところでハッチを開けて救助に向かった

  「待たせたな、寒かっただろう?」(南部)
  「よかった…生きててくれて…さぁ帰ろう」(相原)

二人の顔を見た山本はゆっくりうなずくと二人に抱えられるようにしてコンテナに運ばれて毛布を敷いたストレッチャーに乗せてその毛布で二重に山本の体を包んだ


Tweeen

コンテナに空気が充填されるとコンテナと救命艇の扉が開きストレッチャーに乗せられた山本がリフトで救命艇に上げられた。








それから間もなく救命艇は地球の裏側の月面基地に着いた