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ラウンディ
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遊戯王LEYZER~レイザー~ 第1話 『希望』

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第2話⇒http://2.novelist.jp/68900.html

この作品にはメインキャラクターとしてF.H.M.G.の5人が登場します。
そして、遊戯王の二次創作となっております。
オリカも出てくる予定です。
では本編へGO!!



本日は2014年の6月12日木曜日。太陽の野郎は朝からご機嫌で、お肌の敵となっている。
まぁ、俺には全く関係のないことだ。
いまは朝の8時10分で、清々しい朝。とっても清々しい。
・・・清々しい程に遅刻している。
朝に某有名動画サイトを見ていたら、いつのまにか8時5分。
俺は一人暮らしをしているため、気を抜くとすぐに遅刻してしまう。
だからタイマーを買ったのだが、毎回セットするのを忘れる。

あれ?もしかして俺って天然?

まぁこんなことを考えていながらも全力で通学路を走っている。
体力には結構自信があるが、流石にずっと全力で走ってはいられない。
・・・やばい、ツカレタ(o´Д`)=з
歩こう。どうせ間に合わないんだ。歩いてしまえ。
私は、これほど努力したのだ。門限を破る心は、みじんも無かった。
神も照覧、私は精一ぱいに努めて来たのだ。動けなくなるまで走って来たのだ。
えーと・・・・・・続き忘れた。

???「おーい!!potーー!!!」

この声は・・・

???「おーい!!!なんで無視するんだよー!!」

背後から声がする。

【どうする? 1.無視 2.スルー 3.シカト】

無論、いt
???「とぉう!!!」

スガッ!!

俺「ぐあぁぁぁぁぁっ!?」

背後から近づいてきたヤツに飛び蹴りをあばらにくらった。

俺「いてぇよホープ!!ぶっ飛ばすぞ!!」

ホープ「えーー、無視する方が悪いんだろ?」

俺「・・・・・」

ホープ「ん〜?反論できないのかなぁ??Leferpotくんちょろ〜いwwwwwww」

pot「・・・・・・」


とりあえず20発殴った。













キーンコーンカーンコーン......

チャイムが鳴って俺は目を覚ました。
周りの奴らは立ち上がって椅子を上げ、机を後ろに下げている。

pot「・・・・放課後か・・・」

どうやら6時間目の途中から帰りの会をまたいで、今に至るまでずっと寝ていたらしい。

pot「このLeferpotが授業中に寝てしまうとは・・・なんたる不覚ッ・・・」

てか気づかない先生も先生だ。帰りの号令の時にみんな起立するはずなのに。

由佳(ゆうか)「pot〜、起きた〜?」

由佳が近づいてきた。彼女は霧咲(きりさき)由佳(ゆうか)。
俺とホープとの親友。
あ、俺とホープも親友な?一応。

由佳「なんかホープが呼んでこいって言ってたけど・・・なんかするの?」

ホープと用事・・・・・
あったっけか・・・・?ない気がする。いや無い。絶対無い。
今日は家に帰ってからニコ動を観る予定なんだ。あいつとの予定など無い。

pot「約束してねーよ?あいつが勘違いしてるんじゃね?」

由佳「そっかぁ。てっきり今日発売のパックを買いに行くのかと思ったよぉ〜」

pot「」







運命(さだめ)町。
結構大きな街で、都会、と言えるだろう。
俺は運命(さだめ)市立運命中学校の2年A組の平凡な中学生だ。
この町で生まれ、この街で育った。
この街は昔から全く変わってない。変わったのは周りの奴らの外見だけ。
ホープは2年の初めに転校してきて知り合った。なにやら隣町ではヤバめの不良だったらしいが、めっちゃいいやつだから昔のことなんて知らん。
由佳とは幼稚園からの腐れ縁。いかなる時でも一緒にいた。
ホープとも俺つながりで意気投合した。最近いつもよりまして仲良さそうにしている。
それを見るたびに胸が締め付けられる。
多分、俺の内なる邪気が活性化しているのだろう。そう思ってないとやってられない。

いまはホープと由佳と一緒に商店街に買い物に来ている。
別に約束忘れたわけではない。決して。
・・・・・ん?

pot「由佳」

由佳「ん〜?」

pot「なんでお前がいる」

由佳「あたしも欲しいの〜新しいカード〜」

くねくねしながら言う。
てかこいつカード集めないだろ。

pot「寂しかっただけだろ」

由佳「ち、ちがうもん!!!」

図星らしい。さすが俺。
まぁ、いてもデメリットないし、いっか。

pot「まぁいいけどよ〜」

由佳「あ!!ツンデレだ!!も〜ホントは一緒に切れくれて嬉しいんでしょ?」

pot「殴ろう」

由佳「やめてください、怪我してしまいます!!」

ホープ「プッ、アハハハハ!!」

いきなり笑い出したぞ!?気持ちわるい。

ホープ「おまえらおもしれーわwwハハハッwwwww」

お前の笑い顔がいちばんおもしろい。
とは言わなかった。

???「オラァ!!よこせよ!!」

ん?なんの声だ?
声がした方を向く。ここは商店街の真ん中だ。あんな言葉を発しそうな奴なんていないなぁ。

由佳「pot、ホープ。見て、路地裏」

路地裏?雷(らい)雷(らい)文(もん)とまんじゅう屋との間の路地裏かな?

???「オラ!さっさとよこせ!」

ホープと由佳が近づいていくので、俺も近づいて見に行く。
なにやらあきらかに不良って感じの奴が、中1くらいの男の子のカードを奪おうとしてるな。
カツアゲのカードverって感じか。

pot「ふぅ・・・」

少年、泣きそうになってる・・・。
俺じゃどうしようもないのわかってるけど・・・
でも・・・どうにかしてやりたい。

俺はつかつかと不良のもとへ歩いていく。

ホープ「ああすると思ってた」

由佳「私も。」

ホープ「ああいうやつだもんな」

会話が聞こえてくる。
なんか馬鹿にされてる気がしたが・・・

俺は人をほっとけない体質だ。困っている人を見るとなりふり構わず駆け寄ってしまう。
俺の人としての本能だ。俺は人を助けたい。
毎回毎回、そう思って駆け寄るが、俺は喧嘩でもデュエルでも負ける。勝ったことがない。
俺は幼稚園のころから人助けをしたい、と思っていた。
だが幼稚園のころは逆に由佳に守られてばっかりだったし、中2になってからはデュエルを巻き込むいざこざが増えてきて、
デュエルが関係した場合はホープが場を収める。
俺は守られてばっかり。
でも、人のためになにかしたい。
毎回これを考えて後先考えず、行動する。
そしてホープと由佳には毎回迷惑をかけてしまう。

不良「あぁん?なんだてめぇは?」

もう・・・もう迷惑はかけたくない。

pot「その手、離せよ」

俺一人でも人を助けたい。
もう、迷惑をかけない。

不良「あぁん!!?生意気なんだよ!!」

pot「生意気で結構だぜ」

その瞬間、頬に重みがかかり、体が宙を浮く。
少し宙を舞ったあと、背中に強い衝撃が走る。

pot「いってぇ・・・おいおい・・・3mは飛んだぞ・・・?」

口が切れてる。
昔からボコボコにされまくってきたから、打たれ強さは負けない。
ま、痛い。
ホープと由佳が珍しくとても心配そうに見てくる。
なんかイラってきたからファックユーって手でやった。
中指立てるあれだ。