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君のそばに…(アオハライド)

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「洸!」

「おう。おはよ。」

双葉達は3年生になった。

「進路調査票、もう書いた?」

「んー。まだ。お前は?」

「私も。」


中学から好きだった田中くん=洸。

いろいろあって、すれ違って
ようやく想いが同じで
彼氏彼女になることができた。

と思ったらもう高3だ。


進路という現実が自分達にのしかかる。

「洸はいいよー。
 ホントは特進にいけるくらいの
 頭持ってるんだしさ。
 行きたいところ行けるじゃん。」

「お前が行きたいとこって…どこ?」

「え…って、まだ考え中だけど。」

「何だよ、それ。」

洸がフハッと笑った。


ずっと全力で恋してきたので、
将来何になりたいとか、
どうしたいということが
後回しだった。

自分はどういう大人になってたいだろう。


「洸は?なりたい職業とかあるの?」

「俺?さぁ…俺も母親んために
 勉強してたようなもんだから。」

「実を言うと、兄貴みたいに
 夢あってアメリカ行くとか
 羨ましいって言うか。」

「そっかー。じゃあ、お互い
 今から少しずつ考えないとね。」

「とりあえず進路調査票は
 今週中だけどな。」

「ぎえー!」

そう言いながら教室に入る。


「ねぇねぇ、修子と悠里は
 もう進路決めてるの?」

ホームルームの後で
2人に聞いてみる。

「うん。私は医療系。」

「えっ修子、意外!」

「私は保母さんかなぁ。」

「わ!ピッタリすぎる!」


「そう?双葉は?」

「まだ何にも思いつかなくって…」

「修子、小湊くんは?
 医療系に行って離れたりしないの?」

「さあ?でもリサちゃんのこともあるし、
 本人も医療系を思ってるみたいだよ?」

「えー!じゃあ、卒業しても
 同じ学校とか?」

「まぁ、選択としては有り得るよね。」

そう言って修子は平然な顔をしている。

自分の行きたい方向が
好きな人と同じなんて
羨ましすぎる。

私達はー?

洸は賢いし、卒業して別々の道を歩いたら、
今みたいには洸と一緒にいられないんだ。

そう思うと、双葉は無性に
寂しくなった。

「どういう道選んでも、
 近くの学校にして馬渕と
 一緒に住むとかしちゃえば
 いいんじゃない?」

修子がびっくりなことを言うので 
思わずブハッと吹き出した。

「一緒に…住む?」

「それいいよー。双葉ちゃん。
 学生同棲なんてよくあるし。」

悠里も修子の提案に乗っかる。

「むしろ地方の学校の方が
 親の目が届かなくていいかもよ?」

「な…なるほど…」

修子に言われて、双葉は
すっかりその気になってしまった。

学校が別々になっても
それなら一緒にいられる。

ということは、洸に先に
進路を決めてもらわなくっちゃ!

早速放課後、洸と進路指導室で
デートをすることにした。