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主人公惣受け物語~アニポケ・カントー編~

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Episode5 新たなポケモンと出会い、ゲットだぜ! の章



第49話『パルパーク』

前書き

ようやく、新たな章へ突入! ここから、第5章『新たなポケモンと出会い、ゲットだぜ! の章』へと入ります。


そういえば、カスミが招待されているのにカスミ自身が全く目立っていない(^_^;)






サトシ「これで、よしと。もうすぐお世話になったこの学院とも一旦お別れだな。ピカチュウ」


ピカチュウ「ピィカァ」


 バトル部門イタリア代表のマルコ、バジーリオの来訪から一夜明けて、サトシ達は朝早くから荷物の整理をしている。3日にかけてお世話になったポケヴェール女学院を本日出る予定である。サトシ達は荷物整理を済ませた後、朝食を摂るために学生寮食堂へと向かう。食堂に到着するとすでに数人の学生たちが朝食を摂っており、その中にはドリス、エルヴィーラ、カトリーナの姿もあった。


カトリーナ「ところで、これから皆様方はどうするおつもりですか?」


 食堂にて3人と合流したサトシ達。他愛もない談笑の中で、ふとカトリーナが今後のサトシ達の動向について尋ねる。普段、上がり性でサトシに恋愛感情ともとれる思いを寄せているカトリーナであるが、この3日間でサトシ達との交流を重ねているうちに次第に慣れてきた模様である。今ではこのように、想いを寄せる人にも気軽に声を掛ける程度まで来ている。


サトシ「今日ここを出て、ふたご島に向かうつもりです。ベルがアララギ博士の頼みでそこに行かなければいけない用事があるので」


カトリーナ「そうですか」


ドリス「何も予定がなければ、しばらくここで過ごしていただこうかと思ったんだけど…。大切な用事があるみたいだから、無理強いは出来ないわね」


ヒカリ「お気持ちは十分嬉しいです。でもこれ以上、皆様にご迷惑をかけるわけにもいかないので」


ドリス「そんな、迷惑だなんてとんでもない! 寧ろ、私達のほうがサトシ君達に迷惑をかけているというのに…」


 カトリーナ以外も、ここ数日間でサトシ達を気に入ったようだ。ちなみにドリスがサトシ達をしばらくポケヴェールで過ごさせようと思ったのは、人材ならびに設備の整った場所でバトルやコンテストの特訓をすればサトシ達の成長にもつながり、その特訓に自分達も参加すれば自らの成長にもつながると考えての事である。


カトリーナ「ところで、皆様はふたご島に向かわれるのですよね? でしたら、途中で新しくセキチクシティにオープンした『パルパーク』に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?」


アイリス「パルパーク?」


カトリーナ「元々は『サファリゾーン』として運営されていた場所にオープンしたのです。それがジョウトのタンバシティの西に移転したのを期に、『サファリゾーン』園長のご子息夫婦が一部改装してリニューアルオープンしたのが今の『パルパーク』なのです」


ドリス「定期的に世界じゅうのポケモンを入れ替えて、その子たちを放し飼いにしているわ。もちろん、『サファリゾーン』の名残からゲットも可能よ」


エルヴィーラ「…確か今は、『イッシュパーク』と称してイッシュ地方のポケモン達を放し飼いにしている」


ハルカ「イッシュ地方のポケモン!? わたし、イッシュ地方のポケモン持っていないからゲットしてみたい」


デント「ん〜、実にワンダフルでオリジナリティーあふれる場所だろう。僕も行ってみたくなったよ」


ベル「イッシュのポケモン達も、他の地方に負けないくらい個性派ぞろいよ。カスミちゃん、ハルカちゃん、ヒカリちゃんにピッタリのポケモン達に出会えると思うわ」


カスミ「へぇ〜、アタシもイッシュ地方の水ポケモンゲットしてみたいわ」


サトシ「それなら決まりだな。みんなで『パルパーク』に行こうぜ!」


ヒロインズ+ベル「「「「「賛成〜!」」」」」


 サトシ達の次の目的地は、本来の目的地のふたご島に向かう最中のセキチクシティにある『パルパーク』に決まった。さてそういったところで、タマムシシティから最短ルートでセキチクシティにたどり着くには街の西にあるサイクリングロードを下っていかなければならない。サトシ達は生憎自転車を持っていなかったが、不幸中の幸いかサイクリングロードのゲート付近に自転車をレンタルしてくれる店があったので、サトシ達はそこで自転車を借りてサイクリングロードを下ることになった。


サトシ「自転車か…」


アイリス「? どうしたの、サトシ?」


サトシ「いや、カスミ、ハルカ、ヒカリと出会った時、自転車壊したこと思い出しちゃってさ」


ハルカ「そういえば、そんなこともあったわね」


カスミ「サトシと旅をし始めた頃は弁償しろって言っていたけれど、時が経つにつれてなんだかどうでも良くなったんだっけ」


ヒカリ「カスミとハルカもあたしと同じように自転車を壊されたって聞いたときはびっくりしたわ。しかも、ピカチュウの電撃によって」


ピカチュウ「ピ、ピカァ…」


ヒカリ「あっ、別にピカチュウを責めているわけじゃないわ。あたしもサトシと一緒に旅をしているうちにどうでもよくなったし、それにこの間新しい自転車買ってもらったからもう気にしていないわ。誤解させちゃってごめんね、ピカチュウ」


サトシ「3人とも俺からも謝るよ。ゴメンな」


ハルカ「いいって。今はサトシ達と一緒に旅をすることが楽しいから」


カスミ「そうよ。いつまでも過去の事日木津っているほどあたし達は軟じゃないわ」


 サトシとピカチュウに壊された自転車のことを謝罪されたカスミ、ハルカ、ヒカリ。3人とも、サトシと旅を始めた当初は自転車についてかなり気にしていた節があった。だが、サトシや他の仲間たちと旅を重ねて様々な経験をしていくうちに、いつしかこの一件は些細なことになっている。もっとも、自転車よりも自らの想い人と一緒に過ごせることが彼女たちには印象深くなっているのもあるが…


サトシ「ふぅ〜、気持ちいいな〜」


ピカチュウ「ピカァ〜」


カスミ「丁度良く海風が吹いていて、なんだか心地いいわ〜」


ベル「カントーにもこんな場所があったなんて…。あたし、今日から毎日ここを通ろうかな〜」


アイリス「えぇ! ちょっとそれは無理があるんじゃない?」


キバゴ「キバ、キバァ」


デント「ん〜! イッツ・サイクリング・タァァァイム!」


タケシ「お〜い、前方には注意しておけよ」


ヒカリ「分かってるって」


ポッチャマ「ポッチャマ!」


マサト「でも、本当に風に当たりながら自転車を走らせるのって、なんだか良いよね」


リュウカ「うん」


 各人サイクリングロードに吹き付ける海風にあたりながら、自転車で疾走していく。吹き付ける海風は比較的微弱で、サトシ達や他の自転車通行人にとってそれはとても心地よく感じられる。これが多くの自転車愛好家の間では有名で、このタマムシ・セキチク間のサイクリングロードは絶好のサイクリングスポットとなっている。


デント「もうすぐ、到着するよ」


ベル「あっという間だったわね」