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獄寺百花@ついったん
獄寺百花@ついったん
novelistID. 7342
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嶽(山誕)

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~1424嶽~




「…ここはどこだ?」

目を覚ますと、見知らぬベッドの上にいた。

横には何故か、獄寺の姿もある。
「獄寺…?」

「山…本?山本か!?
ここは何処だっ!!!?」

「わからないのなっ」

その時、ガタッと物音がした。

「………はぁ!?
何で過去の俺とお前がいんだよ!?」

そこに現れたのは、10年後の獄寺だった。

「あぁ!?……未来の、俺?」

「どうした、獄寺…?
て、ちっちゃい獄寺と俺??」

「山本!?」

四人は目を丸くし、お互いを見つめあった。

「…そういえば今日、山本の誕生日だよな。」

24獄寺が言った。

「そうだな…」

「俺達で、山本の誕生日を祝ってやるか?」

「あぁ!」

二人の獄寺がコソコソと話す。

それを二人の山本はおもしろくないという面持ちで見ていた。

「「山本!」」

「「何だ獄寺?」」



ちゅっ



二人の獄寺は、山本二人のほっぺたにキスをした。

「「誕生日…おめでとう」」

「「獄寺ぁぁぁぁぁ!!!」」

山本が獄寺を抱きしめる。

「く、苦しいんだよ………」
「離せ…」

「「無理なのなっ」」

山本が声を揃えて言う。

獄寺は山本に抱きしめられながら、呟くように言った。

「プレゼント…無くて悪ぃな」
「何か俺にして欲しい事は………あるか??」

上目遣いで言う獄寺に、山本は照れる。

「う~ん…。してほしいこと、か…」
「獄寺にしてもらいたいこと…」
山本二人は悩んだあげく、一つの結論に至った。

「「今日一日だけは、俺をツナだと思って何でも言うことを聞いてほしいのなっ」」

「「はぁぁぁぁぁ!!!?」」

愕然とする獄寺達。

「嫌ならいいんだっ」
「無理にさせるわけにはいかねぇし…」

少し悲しい顔をする山本。

「べ、別に嫌じゃねぇけどよ…」「ま、まぁ、誕生日だしな…」

獄寺達は、山本の要望を承諾をした。




「た、武さん…?」
「俺達は何をすればいいですか…??」



「「獄寺からディープキスしてっ」」