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inzm

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兄「ほら、ヒロト。ランドセル買ってきたぞ。明日から小学一年生だからな」
ヒロト「わぁい!ランドセル!!ピンク色だぁ!かわいい!」
兄「そうだろう。お兄さんがヒロトに似合う色選んだんだよ」
ヒロト「ありがとう、お兄さん!お兄さんがおれのために選んでくれたランドセル…!えへへ!何入れようかなぁ!」
ヒロト「そうだ、この車のおもちゃと…お兄さんが誕生日に買ってくれたくまさん!あと赤い積み木と三角のやつも…丸いのもいるかな…?あとこれも…」ごちゃごちゃ
兄「(なんかランドセルにおもちゃつめてるけど…まぁいっか)」

―次の朝―
晴矢「ヒロトー!学校行くぞー!!」
風介「ヒロトなんかおいていこう晴矢」
ヒロト「あ、まってぇー!お兄さん行ってきます!」
兄「いってらっしゃい」ちゅう
ヒロト「ちゅー!えへへ」
晴矢「おい!急げよ!!」
風介「おいていこう早く」

―学校―
先生「はい、じゃあまず筆箱を出してくださーい!みんな持ってきてるかなぁ?」
みんな「はーい!」
晴矢「余裕のよっちゃん!」
風介「余裕すぎていてつく」
ヒロト「ふで…ばこ…?」
先生「あれ?基山くんないの?」
ヒロト「つ、つみきならある…!」
晴矢「ばっかおまえ、つみきじゃなくて筆箱だよ!ふ・で・ば・こ!!」
先生「基山くんランドセルの中にないの?」
ヒロト「……」ガサゴソ
ヒロト「……」スッ
晴矢「テディベアじゃん!」
風介「そのギャグいてつく」
先生「…基山くん、テディベアは学校に持ってきちゃだめよ。筆箱ないの?」
ヒロト「…ない」うるっ
先生「お父さんかお母さんに持ち物確かめてもらわなかったの?ランドセルの中おもちゃしか入ってないじゃない」
晴矢「ヒロトはお兄さんと二人で暮らしてるんだ!」
風介「晴矢ヒロトなんかほっといてつみきしよう」
先生「そうなの…じゃあお兄さんに連絡してみないとねぇ…」
ヒロト「お、お兄さんは悪くないの!!怒らないでぇ!!うわぁぁぁぁん!!」
晴矢「あっ」
風介「ないた」
みんな「ざわざわ」
先生「ちょ、ちょっと基山くん廊下で先生と二人でお話しましょうね。みんなは席に座って待っていて下さい」

―廊下―
ヒロト「うわぁぁぁぁんお兄さんは悪くないのぉ!!おれが悪いの!!お兄さんのこと怒らないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
先生「お兄さんにお電話するだけよ。泣かないで、基山くん」
晴矢「先生がヒロト泣かした!!」
風介「ヒロトなんかほっといてわたしと遊ぼう、晴矢」
先生「南雲くんと涼野くんは教室にいなさいって言ったでしょう」
晴矢「ヒロトを泣かすな!」
風介「先生いてつく」
ヒロト「お兄さんのこと怒らないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
先生「わかった!!わかったから静かにしなさい!!」
キーンコーンカーンコーン
ガラッ
円堂「休み時間だ!サッカーやろうぜ!!」
風丸「円堂まてよぉ!」
円堂「あ!ヒロトも一緒にサッカーやろうぜ!」
ヒロト「ま、まもるぅ!おれも行くー!」
晴矢「あ、ヒロトまてよ!」
風介「晴矢がいくならわたしもいく」
立向居「円堂さはぁん!おれも一緒にサッカーしたいですっ」
鬼道「こら、立向居!幼稚園を抜け出すな!」
綱海「そんなこと海のひろしゃ…!」
豪炎寺「噛んだ」
虎丸「豪炎寺さん!さっかー!しましょ!」ぎゅっ
円堂「みんなまとめてサッカーしようぜ!!」
先生「あ、ちょっと待ちなさい!」
円堂「先生も、サッカーしようぜ!!」
先生「…もう、仕方ないわね!」

~HAPPY END~
作品名:inzm 作家名:犬川ム