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森永 マミィ
森永 マミィ
novelistID. 10853
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ダイキライ

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「「イィザァヤァァァ!!」」

…今日もブクロに来た俺を静ちゃんは早速見つけて自販機を投げつけてきた。
なんであんなにバカ力なんだろ。面白すぎる。

**********

静ちゃんは最初会った時から面白すぎてしかたがない。 俺がどんなにいろいろ仕掛けても必ず乗り越えて見せてくれる。
そのたび俺のイタズラはどんどんレベルアップし静ちゃんも力をレベルアップさせてくる。
つまり俺たちは切磋琢磨しあってるってわけさ(笑)素晴らしい!
しかも静ちゃんの俺嫌いは会う度エスカレートしてる。

なんと俺が来ると匂いでわかるらしい。
すごいよ、静ちゃん!

もし仮に俺がたった今誰かに殺されたとしたら。
―多分きっと誰も死んだことにすぐ気づかない。静ちゃん以外は。
静ちゃんならきっと俺が死んだら即わかる筈。
だって匂いでわかるんだから!
まぁ、池袋で殺されたら…だけどね。死ぬ時は池袋にしよう。

いくら静ちゃんが俺を殺したいほど憎んでもいいんだ。
かえってうれしいくらいだ。ぞくぞくする。

憎悪という気持ちほど人の心に強く深く根付くものはないからね。


あぁ! 俺は静ちゃんにこんなに思われて幸せだ。

もっといろんな仕掛けを考えなくちゃ!
もっとずっと強く、深く、俺を思ってもらうために!


「「イィザァヤァァァ!!」」

あ!また静ちゃんだ!

はははははっ!

どんな時も静ちゃんは俺をみつける!
駆けつけてくれる!
なんてしあわせなんだ!!


静ちゃん!!

俺は……。
世界で一番
静ちゃんが
ダ イ キ ラ イ  だ!!

…ダイキライって思う人は世界中でたった一人。コレから先もね!!

作品名:ダイキライ 作家名:森永 マミィ