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Shina(科水でした)
Shina(科水でした)
novelistID. 3543
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Je suis très joli !

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ときどき、無性に抱き締めたくなる
まぁ、誰でもいいだとか、そんな節操なしなこたぁいわない
俺がいま抱きしめたい相手なんか一人しかいないわけで

「ととととむさん…っ!?」

どもり過ぎだ
身長差のせいでしがみつくような格好が癪だ
でも多分に動揺している静雄が見れたので結果オーライ
静雄の背後から抱き付いた俺は肩甲骨の間に額を押し付けた

うん、固ぇ

静雄の全身は鋼みてぇな筋肉で覆われていてやわらかさのかけらもねぇ
触るんならふわふわの女の子の方がずっといい
でも

「触りてぇんだよなぁ」

ぎゅうと腰に回した腕に力を込める
うりうり犬みてぇに額を擦り付けてやる
静雄はガッチガチに固まっちまってピクリとも動かない
ああかわいい
俺よりデカかろうが固かろうが俺の静雄は本当にかわいい

「な、静雄ー」
「…っス、なんスか?」
「トムさん、えっちなことしてぇなー」

襟首を引っ張って静雄のバランスを崩す
ついでに首筋に吸い付いてやる
ぎいぁ!なんて、色気のない悲鳴が聞こえたが、いっそう染まった首筋がかわいいから気にしない
ほんと、なんだってこんなかわいいんだか!


end