ピカチュウの心中(しんチュウ)
※《》内はピカチュウの台詞です。
サトシとピカチュウが、トキワの森を歩いていると――。
ガサリ。
「ギャース!!」
あ! 野生のリザードンが飛び出してきた!
《は!? 有り得ねーリザードンなんているわけねえだろーが!》
「おおー! よっしゃ、戦うぜ!」
《疑いもしないでバトルかよ!?》
「いっけえ、ピカチュウ!」
《しかもオレ――――っっ!??》
リザードンのかえんほうしゃ!
《げっ当たったらマジ死ぬー。逃げるが勝ちよ♪》
「10まんボルトではね返せ!」
《なんだってー!! んなことできるわけねーだろが何考えてんだこのボケェ!》
ピカチュウの10まんボルト!
ドッカーン!!
かえんほうしゃと10まんボルトがぶつかり合い、だいばくはつを引き起こした!
《うおぁぁうヒィあ――!!! ぐへぇっ……もうひんし状態……》
「頑張るんだ、ピカチュウ! お前ならできる!!」
《できねーよ!》
「10まんボルトだ!」
《こンのクソトレーナー覚えてやがれえェェ!!》
ピカチュウの10まんボルト!
爆発でダメージを受けているリザードンにこうかばつぐん!
「グルル……」
《ん? なんだよ、オレだって好きでこんなことしてるわけじゃあ……って、オメーもしかして!》
「ギャース!!」
《サトシのリザードンかよ!》
「ギャーギャー」
《ふんふんなるほど、里帰りついでにサトシに会いに来たと》
「ギャウーン、ギャーギャース」
《ああ、全く気付いてないな、オメーのこと……》
「ギャーギャー、ギャギャースッ!!!」
《…………殺るか》
「何ぼんやり突っ立ってんだピカチュウ。リザードンにとどめさせよ! まったくしょうがないなもう」
《はッ。命令するだけしか能の無いアホが》
「ガウガウ、ガーッ!」
《よし、分かった。いっせーのせで殺ろう。
いっ、せー、のっ……》
「ピカチュウ、かみなりだ!!」
《落とされんのはテメーだよ!!!》
ピカチュウのかみなり!
リザードンのだいもんじ!
サトシは倒れた!!
「う……どうなって、……」
ガクッ。
《よっしゃー!!》
「ギャース!!」
《オイ、他のヤツらもコイツの魔の手から逃してやろーぜ!》
サトシとピカチュウが、トキワの森を歩いていると――。
ガサリ。
「ギャース!!」
あ! 野生のリザードンが飛び出してきた!
《は!? 有り得ねーリザードンなんているわけねえだろーが!》
「おおー! よっしゃ、戦うぜ!」
《疑いもしないでバトルかよ!?》
「いっけえ、ピカチュウ!」
《しかもオレ――――っっ!??》
リザードンのかえんほうしゃ!
《げっ当たったらマジ死ぬー。逃げるが勝ちよ♪》
「10まんボルトではね返せ!」
《なんだってー!! んなことできるわけねーだろが何考えてんだこのボケェ!》
ピカチュウの10まんボルト!
ドッカーン!!
かえんほうしゃと10まんボルトがぶつかり合い、だいばくはつを引き起こした!
《うおぁぁうヒィあ――!!! ぐへぇっ……もうひんし状態……》
「頑張るんだ、ピカチュウ! お前ならできる!!」
《できねーよ!》
「10まんボルトだ!」
《こンのクソトレーナー覚えてやがれえェェ!!》
ピカチュウの10まんボルト!
爆発でダメージを受けているリザードンにこうかばつぐん!
「グルル……」
《ん? なんだよ、オレだって好きでこんなことしてるわけじゃあ……って、オメーもしかして!》
「ギャース!!」
《サトシのリザードンかよ!》
「ギャーギャー」
《ふんふんなるほど、里帰りついでにサトシに会いに来たと》
「ギャウーン、ギャーギャース」
《ああ、全く気付いてないな、オメーのこと……》
「ギャーギャー、ギャギャースッ!!!」
《…………殺るか》
「何ぼんやり突っ立ってんだピカチュウ。リザードンにとどめさせよ! まったくしょうがないなもう」
《はッ。命令するだけしか能の無いアホが》
「ガウガウ、ガーッ!」
《よし、分かった。いっせーのせで殺ろう。
いっ、せー、のっ……》
「ピカチュウ、かみなりだ!!」
《落とされんのはテメーだよ!!!》
ピカチュウのかみなり!
リザードンのだいもんじ!
サトシは倒れた!!
「う……どうなって、……」
ガクッ。
《よっしゃー!!》
「ギャース!!」
《オイ、他のヤツらもコイツの魔の手から逃してやろーぜ!》
作品名:ピカチュウの心中(しんチュウ) 作家名:貴志イズミ