パンツを破る静臨
「ちょっシズちゃん壊すなよ!」
「ああ?手前が大人しくしてねえから扉に当たったんだろうが」
そう言って静雄は扉に喰い込んだ拳を引き抜いた。
「何言ってるの避けなかったら俺死んでたよ?」
「いいじゃねえか」
「良くないし!てかさっさと上から退いてよ!」
臨也は自分の上に馬乗りになる静雄にナイフを突き付けながら叫んだ。
「退くのはいいけどよぉ、さっさと服脱げ」
「い・や・だ」
「何だ手前脱がしてもらいたいって事か?」
「ちがっ?!」
仰向けの状態だった臨也は勢いよく反転した。
「ちょっ何?!」
「おら脱がすぞ」
静雄は臨也の着るシャツの襟を掴むと一気に引き裂いた。
「はっ?!」
「次ズボンな」
「待ってホント待って!」
臨也の制止も聞かずに静雄はズボンを掴むと引っ張った。
「ぐっ!」
「んじゃ次パンツな」
「いや・・ホント待ってよシズちゃん」
臨也は静雄の方を振り向きながら言った。
「ああ?手前が大人しく脱げばよかったんだろうが」
「いきなり脱衣所に連れて来て服脱げとか大人しく聞くと思うわけ?ふざけないでよね」
「まぁ強がっても臨也君の今の格好じゃ恐くねえけどな」
「っ!ふざけっん?!」
いきなり静雄の顔が近づいたかと思うと口を塞がれた。
「うぐっう!」
「・・るっせ」
「んぐっ!」
静雄が唇を離すと臨也の口の端から血が流れていた。
「ちょっと舌かむことないっ」
文句を言おうとする臨也は静雄の伸ばした手にビクリと肩を揺らした。
「なに」
「パンツ」
「は?」
「脱げって」
「ちょっと!ホントにいい加減にしてってひっ!」
静雄の伸ばした手が布越しに臨也のものを撫でた。
「まっまってふっぅく」
臨也は下から上へ、上から下へと形を辿る様に指で撫でる静雄に縋りついて声を押し殺した。
「ふっ・・ん・・」
「声押さえんな」
「くっそ・・死ね・・はっぅ・・」
「何だ?もう苦しいのか?」
そう言って静雄は盛り上がった布を撫でた。
「ひっ」
「キツそうだな」
「さわるなっひぅっ!?」
静雄が布を上から強く押さえると臨也は眼を見開いた。
「イッたのかよ臨也くんよぉ」
荒く息を吐く臨也を見ながら静雄はニヤリと笑った。
「る・・さい」
「あぁ、おもらししたみてぇだな」
「ホントうざいシズちゃん・・死んでっちょっ待って触るなって!」
じわりと布に模様を作っている場所を静雄は撫でた。
「くっそっ・・いっ?!」
静雄は盛り上がっている場所の布を爪先に引っ掛けて引っ張った。
「何してっ」
「あ?脱がす」
「あっ待ってんっ!」
いきなり後ろから静雄にパンツを引っ張られた。
「えっあっ前くるしいから!」
「おーすっげえ前喰いこんで形がわかんぞ」
「ひっぅ・・ちょっやめ」
ギリギリと引っ張られて布が喰い込む刺激に臨也は体を震わせた。
「うっやああっん」
いきなり静雄が今まで引っ張っていたパンツを離したかと思うと一気に後ろに引っ張った。
「押されても感じるんなら今度足コキでもしてやろうか淫乱臨也くんよお」
「っ・・ほんとうっざい・・結局パンツ破いてるし!俺の服どれだけ駄目にしたら気が済むのさ!」
「手前がさっさと大人しく脱げばよかった話だろうが、んじゃ本番な」
「は、待って待ってマジまってえええええ!!!」