二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

普通の子

INDEX|1ページ/1ページ|

 
 みなさん、はじめまして。
 私は普通の両親、祖父母、弟と生活をしています。
 名前は「洋子」といいます。

 今日は、私の子供時代のことを兎さんに聞いてもらいに来ました。
 
 まず、1番思い出に残っている出来事をお話しします。



 7歳
 家から歩いて2.3分の所に広地(ひろち)店という小さな雑貨屋さんがありました。
 背の高いおじさんと、ちょっと小太りのおばさんが営んでいました。
 
 7歳になったばかりの私はその日ちょっと不機嫌でした。
 なぜなら、前日は私の誕生日でしたが、両親からもらったプレゼントは通学用の靴下と靴でした。
 これは、とても納得のできるものではありませんでした。
 
 朝から不機嫌だった私ですが、母に付いて広地店にお買い物に行きました。
 母は、お昼ご飯用にお豆腐とコロッケを買っていました。
 私は、わがままを言う事はとても恥ずかしい事だと思っていたので、お店のなかをウロウロ歩き回っているだけでした。
 
 そんな私の前に、10円くじの景品(はずれ用)のシールが束になって(30枚位)、駄菓子の上にポンとおいてありました。

 
  
作品名:普通の子 作家名:赤目 兎