ついったで津サイを振ろうとして臨静になったネタを文にしてみた
「シーズちゃん!!!」
「っと! なんだサイケ、いきなり抱きつくなよ」
「へへ~。ねぇシズちゃん! いつものあれしてー!」
「いつもの? ……ああ、あれか、しょうがねぇなぁおまえは」
「えへへっ」
「どれ、よっと」
「ひゃあ!」
「おら、気持ちいーか?」
「うんっ、やっぱすごいやシズちゃん! 俺これすっごい好き!」
「そっかそっか、まあこんなもんでよけりゃいつでもしてやれっからよ」
「うん! ありがとう~! 俺シズちゃん大好き!」
「っせな、照れんだろが馬鹿」
「へへ~」
(なにさ、肩車ぐらいであんなはしゃいじゃって…。あんなのたかが人の肩に乗っかるだけ自分の目線が高くなるだけじゃない。ハ。何が面白いんだか。それにシズちゃんは怪力だから片手ひとつで人間持ち上げちゃうけど、普通の人間だったら自分と同じ成人男性を肩車する時とんだ間抜けな格好になるって知らないのかなぁ。まぁ自分の姿なんてかえりみないだろうから知らないよねきっと。あの乗せる前なんて人の股間に頭挟まれて正面から見たらバッカみたいな絵ずらに………………、あれ。ちょっと待って、ねぇこれもしかして……?)
翌日…。
「シーズちゃん!」
「お、今日もかよサイケ。また肩車してほしいのか」
「へっへー! 今日は俺がシズちゃんを肩車したいな~」
「俺を? でも重いぞ?」
「シズちゃんだって俺のこと肩車できるでしょ? じゃ俺だってできるよ!」
「いや俺はほら、…あれだからよ…。てかおまえには無理じゃないか?」
「そんなことないよ~! ほら! 俺かがむから、こう俺の頭を股間で挟むように立って、ほら…」
「え? いやでもおまえには俺は無理だって」
「いいから早く!」
「っおお? …おう? 分かった、……………こう、か?」
「そう、そのままぎゅっと俺の頭挟んで…、」
「挟んでって、それは苦しいだろサイケ? ………? ん? なんかノミ蟲くせぇ気がすんのは気のせいか?」
「はぁはぁ…、シズちゃんの股間……」
「…………おい…、」
「はぁは…ぁ…」
「おい、まさかてめぇ……、」
「シズちゃん! もっと挟んで!」
「…………(ブチっ)」
先日未明、池袋のサンシャイン通りで首の骨を骨折した折原臨也の姿が発見された。そして意識昏倒状態の中、彼は幸福そうに満面の笑みを称えた穏やかな表情であったという……。
すみませんでしたああああああ!!!!!!!
元ねた
【シズちゃん大好きサイケはいつもシズちゃんに肩車してもらってるんだけど今日のサイケは自分が肩車したいとシズちゃんの股間に顔を挟もうとするからなんかおかしいと思ったら臨也だった】
作品名:ついったで津サイを振ろうとして臨静になったネタを文にしてみた 作家名:七枝