恋愛帰納法
なければ、こんないたいおもいしなかったのかな。
先生はいつだってあたしの何歩か先をいってて、あたしはいつだって彼の背中を追いかけている。そんな気がした。
先生、あたし先生に出会ってなかったら今のあたしじゃなかったねと笑えばそうだろうねとあなたも笑う。
でもそれは僕だって同じなんだよと先生はあたしの頭をなでた。
今のあたしは毎日がつらい。
先生がいつかいなくなっちゃいそうで、不安になって、本人ときたら浮かぶ雲みたいによく分かんないし安心もくれない。
でも今が嫌なのかといわれたら、あたしは首を横に振ると思うんだ。
今のあたしは毎日が不安だけど、きっとあたしは先生に会って世界がばら色に拓
けたよ。
だから先生、あたしたちは会うべきだったんだ。
ことの流れをぜんぶ説明して、先生もそう思ってくれる?と問いかけてみれば、
僕だって同じなんだよと先生はあたしの頭をなでた。
*******
どうしても書きたくなった若ちゃん×デイジー!