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にゃんにゃんにゃんもちめりにゃん!

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もちめりたんは今日もひとり、楽しく学校内を歩いていました。
ここの学校の制服はブレザーと決まっていますが、もちめりたんはなにせ、世界でたったひとりの都会のアウトローです。そんなあつりょくには屈しません。だから、いつももちめりたんは学ランを着て、口に葉っぱをくわえ、素足にげたをはいて闊歩していました。もちろん前は外しています。もちめりたんは毎年、二月のなかばに学ランのボタンを新しいしんぴんのものにつけかえました。なぜって、もちめりたんの第二ボタンをほしくて、女子が列をつくってしまってはこまるでしょう? その子にぴかぴかのボタンをあげるために、もちめりたんはささいなところまで気を遣う、生まれながらの紳士なのでした。げたの歯が片方かけているので、とても歩きにくいのですが、もちめりたんはそんなことはおくびにも出さず、今日も教室の隅できれた鼻緒をむすんでいました。

そんなある日、まめなもちめりたんはカレンダーを見て、気がつきました。今日は2月の22日です。にゃんにゃんにゃんの日じゃねーの。もちめりたんは不良っぽく歯をみせてにやりと笑い、自分の頭をぴょっと引っ張って耳をつくりました。もちめりたんはつきたてのおもちで出来ているので、そんなことが出来るのです。ちょいちょいと引っ張って形を整えてから、もちめりたんは颯爽と学校に出かけることにしました。今日はせっかくなので、はっぱではなくにぼしをくわえました。
教室に入ると、まずクラスでいちばんかわいいおんなのこがいいました。
「ねえなんか、この教室、にぼしくさくな〜い?」
にばんめにかわいいおんなのこが言いました。「ほんとだ、どうして?」
クラスでいちばんイケメンではない(もちめりたんから見てということです、もちろん)男子がこういいました。「にぼしくせえの、もちめりたんの方からじゃねえ?」
「あっほんとだ」
「しかも耳? えっ、なに〜」

 Λ  Λ
 |[∂]ω[∂]|       クスクス>



ちょっとしょげたもちめりたんがひとりでにぼしをかじっていると、弟がきて、こう言いました。
「にいさん。ねこなら、さんまをおたべよ」
そういって、もちめりたん弟はさんま入りのちくわぶを差し出しました。もちめりたんは、だまってそれをたべました。