二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

11月11日。

INDEX|2ページ/6ページ|

次のページ前のページ
 



その日は珍しく、夜まで来客が無く…ぽち君とこたつでくつろいでいました。

そこに聞こえる呼び鈴の音…。

玄関を開けると…そこには湾さんがいらっしゃいました。


―11月10日。湾さんと。―


互いに挨拶を交わし、他愛ない会話を少しの間、楽しみました。

彼女が連絡なしに来るなんて珍しい…。

そんな事を思っていると湾さんが紙袋を差し出してきました。

私は訳がわからず首をかしげていると、

「菊さんの所では…明日はポッキーとプリッツの日なんですよね?これせっかくなのでもらってください。」

袋の中身は様々な種類のポッキーとプリッツが詰まっていました。

お礼を言って受け取ると、湾さんは帰っていきました。

……去り際…顔がにやけていたのはきっと気のせいですよね。


作品名:11月11日。 作家名:雪夏