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口止め方法

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「だから臨也さんのことなんてどうでもいいって言ってるじゃないですか」
帝人は相変わらずめんどくさそうに臨也に言った
「ひどいなあ、俺はこんなに帝人くんが大好きなのに」
「やめてください」

ここはとある公園
学校もおわり特にすることもなく帝人はベンチで空を眺めてたところだった
そこにいつものようにフラッっと臨也があらわれ声をかけてきたのだ

「帝人くんってつれないよねー」
臨也は帝人のほっぺたをつんつんと指でつついた
「俺はこんなにも帝人君がすきなんだからさあ・・・帝人君も俺を愛するべきじゃないかなあ」
「そんなの理不尽ですよ、っていうかさっきから言ってるじゃないですか!僕は臨也さんのことな・・・むぐっ」
帝人の言葉が途切れる
臨也が人差し指を帝人の唇に押し当てたのだ
「口答え禁止w次言ったら今度は俺の口でふさいじゃうからね☆」
だからもっと口答えしてよ、とでも言うような笑顔の臨也に帝人は一度咳払いをして落ち着いて言葉をつむいだ
「いいですか?臨也さん。臨也さんは勘違いしてるようですけど僕は臨也さんのことを、どう思ってるって聞かれたら「どうもおもってない」って答えられるような気持ちなんです」
すると臨也は帝人の耳元でヒソ・・・といった
「俺には帝人君がそんな風に思ってるようになんて見えないけどなあ」
臨也の吐息に帝人が震える
「やめてくださいっ!」
帝人は臨也を押した
帝人と臨也との間に距離感が出来る
「あーあ♪口答えしないでって言ったじゃん、・・・それとも俺に口でとめてほしいからわざとやったのかな?」
「勘違いしないでください!」
「でも俺は帝人君のそういうとこ好きだよ?」
そういって臨也は帝人の唇に自分の唇を押し当てた
作品名:口止め方法 作家名:natsume