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呟きろぐぐ

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「兄さん」
「ん?何だい帝人」
「さっき兄さんの知り合いが来て、これ渡してって」
「へー・・・、知り合いって?」
「あ、名前聞くの忘れた」
「あはは、帝人らしいねぇ」
「うう、ごめんなさい。えっと、確か黒い服でファー付きのコート着てた」
「次は全力で逃げなさい」
「ふえ?」
「(野郎絶対帝人に目を付けた!)」
【岸谷帝人】





「セルティさん」
《どうした帝人》
「今度出かける時一緒に来てもらっていいですか?」
《構わないが・・》
「ありがとうございます。兄さんが一人では絶対に出かけるなって言うから」
《(ああ奴かウザヤか)なら事前に言ってくれ。明けとくから》
「はい!」
《(ああもうかわいいかわいい)》
「ぐ、ぐるじいです」
【岸谷帝人】





「やあ、帝人くん」
「あ、」(脱兎)
「ちょーっと待った」(捕獲)
「ぐえ」
「顔見た途端逃げるだなんて酷くない?泣いちゃうよ俺」
「だ、だって兄さんが折原さん見たら全力で逃げろって」
「あの野郎・・・」
「あとセルティさんが折原さんに遭遇したら静雄さん呼べって」
「え、まじ「いぃぃぃざあああやあああ!!」げえ?!」
【岸谷帝人】




《帝人、これをやろう》
「携帯、ですか?僕持ってますよ?」
《これは普通の携帯ではない。何と防犯ブザー付きなんだ!》
「・・・・セルティさん、僕もう15です」
《何を言ってる。帝人は可愛いから何時誰に何処で襲われるかわからないんだぞ!?》
「ええー・・」
《それにこれはただの防犯ブザーではないんだ》
「え?」
《ここを押してみろ》
「ここですが」(ぽちっとな)
《・・・》
「・・・・?音鳴らな「うらああああああ!!」うわああああ?!」
《よし成功だ》
「ああ!?・・・っと何だ帝人、何か用か?」
「えええ?や、僕ただボタン押しただけ」
《押したら静雄が召喚される仕組みだ》
「何と!?」
《まさに無敵の防犯ブザーだ!》
【岸谷帝人】

作品名:呟きろぐぐ 作家名:いの