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「あの波江さん」
「何かしら帝人」
「くるしいです」
「あら、そう」
「首締ってます」
「抱きしめてるだけよ」
「や、でも」
「我慢しなさい。これも愛なんだから」
「（苦しい愛だ）でもこれじゃ死んじゃいます」
「それもいいわね」
「ふぇ？」
「そうしたら永遠に帝人は私のものだわ」
「・・・・それだと永遠に波江さんの名前呼んであげれません」
「・・・・」
「お話できないし、笑い返せないし、抱きしめることも抱きしめられることもできません」
「・・・・それは、嫌ね」
「はい、だから腕緩めてほしい」
「だったら腰を抱き締めればいいわよね」
「・・・・」
【波帝】