毎日池袋
なにいってるのさ、あたりまえだろう。
誰かさんが五月蝿いけどね。
ああ、あんなところに見慣れた制服がいるじゃないか。
「やあ、帝人くんに正臣くん」
「臨也さん。お久しぶりですね」
「げっ…、どもっす…」
「げっ…ていうのは聞き捨てならないかな?」
「また池袋来てたんですか」
「うん、ちょっと仕事でね」
「そうなんですか。」
「どうせまた嫌がらせにでも来たんでしょう」
「あれ、よくわかったね」
「来るなっていつも言われてませんでしたっけ?」
「何のことかな?」
「まあいいですけど…殺されますよ?」
「はは、何言ってんの、そう簡単に殺されちゃあたまったもんじゃあないなあ」
「ノミ蟲ィィィィイイ!!!!!!!!!!!!!!!」
少年たちが気付くまで、あと1秒
通行人が逃げ出すまで、あと2秒
金髪の彼が現れるまで…
あと、0秒