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アべハルナ
アべハルナ
novelistID. 20723
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相性占い

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ベッドの上で寝ころんで雑誌を読む。
「タカヤー。掃除はいいから、一緒に雑誌読もうぜっ!」
榛名は阿部の手を引いてベッドへ招き入れた。
「元希さんっ!アンタの部屋なんだから少しは自分で片付けて下さい!」
そう言って、阿部はベッドを降りた。
「ったく。つれねぇーなぁ。・・・・・タカヤー。」
「何ですか?」
阿部は手をとめ、榛名の方を向いた。
「お前、なに型?」
「血液型ですか?…Oですけど、何か。」
再び片付けを始めた。
「げぇっ。俺とお前の相性最悪じゃねぇか!」
ありえねェと言いゴロゴロとベッドの上を転げ回る。その度に、埃がまう。
「ちょっ!!元希さんっ!大人しくして下さい!!」
「なんでだよ!名前も誕生日も星占いも俺たちの相性最悪だとかふざけんなっ!この雑誌イカれてやがる!!」
ビリッと、縦に引き裂いていく音がする。阿部が気付いたときには、ビリビリになってゴミが増えていた。
(アンタの方がイカれてるよ・・。)
ハァとため息をついた。



「まぁ、相性が悪くても躰の相性はいいよな!俺たちww」
阿部の顔は真っ赤になった。
「なっ………!!なに言ってんだっ!!!」
作品名:相性占い 作家名:アべハルナ