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呟きろぐぐ Ⅳ

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「トム先輩」
「何だ?」
「先輩のクラスに、竜ヶ峰帝人っつー人が居るって聞いたんスけど」
「ああ、いるぜ」
「!」
「つーか友達だけど」
「!!」
「席も俺の後ろだし」
「!!?」
「(おもしれぇ・・・)・・・紹介してやろうか?」
「!!???」
【学ぱろ静帝】
静帝のキューピッドは田中トムさんです。








「お前このままじゃ進級できねぇぞ」
「わ、かってますけど・・・・わかんねぇもんはわかんねぇんス」
「どっちだよ。・・・お、そうだ、適任いるじゃねぇか」
「?」
「おーい、帝人ー!」
「!!」
「どうかした、トム。あ、静雄君来てたんだ」
「・・うっす」
「お前理数系得意だったよな」
「他よりはね」
「じゃあ、こいつに教えてやってくれよ」
「!ト、トム先輩!?」
「何でまた」
「これ」(テスト用紙を見せる)
「・・あー・・・」
「(窓から飛び降りたい)」
「だろ?俺よりお前のが成績上だしよ。どうだ?」
「僕はいいけど、静雄君は?」
「へぁっ!」
「(へあ?)僕でいいなら教えるよ」
「おおおお俺はその・・!」
「?」
「っ(笑い堪えてる)」
「う、その、・・・お願い、します・・・」
「うん、じゃあがんばろうね」
「っ」
「良かったな静雄」
【学ぱろ静帝】




作品名:呟きろぐぐ Ⅳ 作家名:いの