だから、俺は〇〇なんだ
眠い
そして横になんかある・・・・
また……か
俺の横には、幼馴染の、兵頭葵、が寝ている
(またか・・・・いくつになっても・・・だな)
訳あって同じ屋根の下で暮らしているが、
今日の朝食当番は、葵のほうだ
(いつもより早めに起きて、、正解かなぁ)
俺は、そっと寝床を抜け出し台所に立つ。
------朝食完成-----
「起こすしかないのかなぁ・・・」
呟いても誰もいないから、虚空に響くだけ
「おい、早く起きろ!遅刻するぞ」
寝室に入り声を出す。ばっさという効果音とともに、
布団が宙を舞った。起きた合図だ。わかりやすくて助かる
「ぉはよう、、、お兄ちゃまぁ」
このセリフ、毎朝聞いていると新鮮味がなくなる(笑)
……だが問題はここからだ
こいつは寝起きが最悪だ
いきなり勢いよく胸に飛び込んできやがる。
俺は勢いがよすぎて倒れる
押し倒されたような形になる
「いい加減この寝起きどうにかなんねぇかな」
無理矢理こいつをどけてもいいが・・・・
「朝ごはんできてるぞ」
ほっぺをつねっていってみる。
「……今朝もまた朝食当番さぼっちゃった、ぇへ」
笑顔で言ってるがこれもまた、毎朝の光景。
「早く食べて、学校行くぞ」
作品名:だから、俺は〇〇なんだ 作家名:ローエン・S・ファズ