君は、俺のもの。
イタリアが、いつも道理の能天気な口調と笑顔で日本に話しかける。
だが、目は全く笑っていない。
対する日本は、両手足を縛られ、涙目でイタリアのことを見上げていた。
日本は、ややためらった後、こう答えた。
「……お話を、していました。」
日本がそう答えると、イタリアは一瞬で無表情になり、日本の頬を思いっきり叩いた。
バシン!!
そんな音が室内に響く。
「話してた……?何ふざけたこといってんの?君は、俺のものだよね。だからさぁ、俺と 俺とだけしか話しちゃだめなんだよ。俺以外の男なんかと一緒にいちゃちゃいけない。 要はさ……」
「日本は、俺からは一生逃げらんないんだよ。」
イタリアが、心底楽しそうな笑みを浮かべて言った。
「まぁ、とりあえずお仕置きとして……。」
イタリアが言った言葉は日本を青くさせた。
「今夜は……。眠れないと思うよ?かくご、してね> 」