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坂田銀時がみた夢のハナシ+α

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「だーかーらぁー!!悪かったってぇ!!」
「っせぇ!!許すわけねぇだろうが!!」
「ごめんね。大串君。……でいいか。」
「『でいいか』ってなんだよ!!ふざけんなっ!!くそ天パ!!」
「ごめんってば。もう許してよぉ……」

くらえっ!俺のうるうる攻撃っ!!

「なっ……!んな目で見たってゆるさねー……こともねぇ。」

狙い通り……
大串君、この顔に弱いんだよねぇ。

「ほんとっ!?よかったー。おれ、大串君に嫌われたら泣いちゃうからね。鼻からパフェ食べちゃうからね。」

「へぇー。そりゃ面白そうですねぃ。ぜひ見てみたいもんでさぁ。」

沖田くん登場

「おお!!総一郎君。」
「総悟です。旦那。」
「総悟いつからいたんだぁ?」
「たった今来たばっかでさぁ。そしたらお二人、喧嘩ともいえない喧嘩してるじゃねぇですかィ。」
「えぇ!?そんなに仲良く見えるぅ??銀さん嬉しいなぁー。」
「俺ぁ、全然嬉しくねェんだよっ!!」
「……グスッ……」
「え……?…よっ……万事屋!?」
「あーあー。土方さんがなかせたぁー。俺しーらねっ!」

沖田君が去って行った

「お……おい。お前……」
「そんなに俺のこと嫌いなら……もう……分かれよう……。ね?ばいばいっ……」
「おっ、おいっ!!万事屋!!」





…………あれから何時間経っただろう。大串君は探しに来てくれない。

「やっぱ俺のこと嫌いじゃんかよ。」

また涙が溢れそうになった、その時

「おいっ!!どこだっ!?万事屋!!」

「大串君……??」

俺は小さな声で呟いたつもりだったがあいつには聞こえたらしい。

「万事屋っ!!」

こっちに向かって走ってきたあいつにそのまま抱きしめられた。

「ちょっ……えッ……?大串君!?」
「お前のこと好きだから!離れていくなよっ!!」
「…………本当?」
「本当だ。だから、わかったか?お前は俺のもんだ。」
「うんっ!!」
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「…………っていう夢を見たんだよねぇ。もう、幸せだったよねっ。銀さん愛されてるなぁって。
だってさァ…夢の中でまであんなこと言ってくれるなんて……。もうほんとにさぁ、しあわ……………………」
「わぁったよっ!!なんかいいうんだよっ!!しつけーよ!!その話もう30回は聴いたわっ!!『幸せ』っていう言葉に至っては100回以上聴いてるわっ!!ノロケだろっ!?どうせ夢じゃなくてもそんなことしてんだろっ!?」
「そうアル。キモいから私にしばらく話しかけないで。」
「そんなこと言ったってよぉ、新八ぃ。幸せなんだからしょうがねぇだろぉ……?だってさぁー『俺のもんだ』ってさぁ……」
「わかったつってんだろぉが!!…………そんなにうれしいなら、土方さん本人に話してくればいいじゃないですか。」
「!!そうだね……。ちょっくら行ってくるわぁ!!留守番頼んだぞぉ!新八ぃ神楽ぁ!!」
「おぅネ!!」
「行ってらっしゃい。」


話したら大串君どんな顔するかなぁ?
「バカかっ!?」って真っ赤な顔??
「ふーん」って嬉しそうな顔??
「あっそ」ってどーでもよさそうな顔??

「最後のはちょっと悲しいよなぁー。」
「俺ぁ、2番目だと思いやす。」
「うわっ!!びっくりしたじゃん!!」

いつの間にかついてたのね。

「で、うちのヤローに何か用でも??」
「うん。どこに居んの??」
「土方さァーん。恋人さんがお呼びでさぁ。」
「あ゛ぁ??」
「あ、大串くーん」
「俺はこれで。」

沖田くんがいなくなった。

「んで、何の用だぁ?万事屋。」
「あのねあのね………………」

新八たちに30回以上話したらしいことを、大串君にも言った。

その反応はというと……

「そんなこと話しに来たのかよ……」

だった。俺はむっとして大串君を見た。うつむいてる……。
顔を覗き込むと……

「あ、照れてるーーーー。」
「うっせぇ!!照れてねぇ!!」
「だって顔赤いじゃぁーん。」
「うぐッ……」

正解は
結局ラブラブってことだな!

「いや、意味わかんねーから!!!!!」

誰かに突っ込まれた。