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THW小説 超番外編 「埼玉国高校の日常」

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THW小説超番外編「埼玉国高校の日常」


埼玉国高校 設定

生徒会長 えむの 2年
副会長 亜雁 3年
書記 暁 3年
会計 はるく 1年
風紀委員長 碧風 3年
風紀副委員長 魚屋 2年
文化祭実行委員長 守 3年
茶道部部長 パパ 3年
美術部部長 碧斗 1年
SOS団団長 Uta 2年

あかりん30000HITリク!

完全ネタとしてお読み下さいw


ーーーーーーーーーー


キーンコーンカーンコーン…

ここは、埼玉国のとある場所にある「埼玉国高校」
一見、どこにでもあるフツーの高校である。
だがしかし、フツーでないのはその生徒たち。
中でも、生徒会をはじめとするメンツは個性派ぞろいなのであった…


「ちょーっと!そこの女生徒ストップ!!」
廊下に響き渡る風紀委員長の声。
「あ…碧風先輩…!!」
「ダメじゃん!!スカートはヒザ上20cmって校則だろぉ?どーみても15cmじゃん!俺の目はごまかせないもんね!!」
「そ…そんなことないですよぉ…!!」
かわいそーに、女生徒は涙目だ。
「んじゃ、今から俺が別室で精密検査をす…」
心なしか、ニヘラとしながら碧風が女生徒の手を引いていこうとした時。
碧風の肩にポン、と手が置かれた。
「兄貴。女の子泣かすもんじゃないぜw」
「げっ!みつかった!!」
「魚屋先輩…!!」
「君、まだ1年でしょ?ごめんねー、うちの兄貴が。今回は副委員長の俺が許すからさ。今度から気をつけてね?」
チャラっと指先でチェーンを鳴らしながら、爽やかで嘘くさいスマイルをふりまく。
「はい…ありがとうございます…!!」
女生徒はポッと顔を赤らめて走り去ってしまった。

「ちょっ…!!お前、邪魔すんなよっ!!」
碧風は、一回り背の大きな弟に食ってかかる。
「どーせ兄貴は太もも見たかっただけなんでしょ?」
「当たり前だ!!太ももこそ正義!!」
「あーあー、お子ちゃまだね、兄貴はw …校則はパンツスーツにすべきなのに…」
あらぬ方向を見ながらブツブツとつぶやく魚屋。
「あーあー、シュミが合わねーのはわかったから。このまま巡回続けっぞ、ホラ。」
先に立って歩こうとする碧風。
その腕が、グイッと引っ張られる。
「…え?」
「ま・ず・は、トイレ巡回からじゃないの?ア・ニ・キ」
「…!!ちょ…!!トイレ巡回とかないからっ…!!」
「まあまあまあまあ」
「うぎゃあぁあぁあああ…」
…むなしく、碧風の悲鳴がこだまする…


ーーその一方。

「…暁さん。」
「ハイ。」
「ばっちりね?カメラ。」
「ええ。はるくちゃん。あらかた、めぼしいトイレにも固定カメラは設置してあるわ。」
「流石です。…これでまた生徒会の予算が増え…ウフフフフフフ」
そう。
あの変態兄弟の流出映像が、生徒会の資金源。
この手腕を買われて、はるくは1年ながら会計の座におさまっているのだった。
そして、その右腕とも言える、書記の暁。
カメラワークと、「その臭い」を嗅ぎ付けるのは一流中の一流だ。

「…ところで、はるくちゃん。魚屋さんの抱き枕なんだけど…」
「売れ行きどうですか?」
「それがすごいのよ。マッスルバージョン。5000ブラッドなのに、あっという間に…」
「生写真つけたのが良かったですかねーw」
「あとね、碧風ちゃんの生着替え写真も反響すごくて…」
「あー、もう少し色んなシチュほしいですよねー」
「今度、皆でお願いしてみない?」
「どうやってですか?」
「全員で言うのよ。『碧風さん脱いで下さい』」
「いいですね、それwww」
「フフフ、いいでしょwww」

…後日、これは実行に移されたわけだが…。

ーーその一方生徒会室。

会長のえむのと、副会長の亜雁、文化祭実行委員長の守が、お茶をすすっていた。
茶道部の煎れたお茶を。
「う〜ん、やっぱ、パパさんが煎れたお茶はサイコー!パパさん大好き」
えむのは、さぞご満悦の様子。
パパ率いる茶道部は、全員着物姿だが、当然ミニスカ仕様だ。
「…それにしても、おかげでうちの生徒会費は潤ってるけど…皆、良くやるわよねw」
唯一の良心とも言える亜雁がポソッとつぶやく。
「そうだねー、文化祭早くこないかなー、そしたら俺もぐへぐへできるんだけどなー」
どこか遠い目をして、守が答えになってない答えをする。
「でもさぁ…」
誰ともなく、言葉が出る。
「「「うちらも脱がせ隊だよね」」」

「ってか、碧風さんはやっぱり受けなんです!受けじゃなきゃダメな」
力説しだしたえむのは、中の人の強制圧力によって、気絶させられた…w

ーーその一方部活動。

こちらは、生徒会ではないので、生徒会費がなかなか下りず、各自工夫をこらしている。
中でも美術部。
1年ながら部長をつとめる碧斗は、日々精進を重ねていた。
「女の子用には…ここをこうして…ピーなイラストを…
男の子用には…ピーでピーなピーしてるなんやらを…ウフフフフフフ」
そう。
「部費を出してほしいなら、生徒に萌えを!」
という、会計はるくの要求に応えるべく。
今日も今日とて、美術室でピーな絵ばかりを練習しているのであった…。


そしてもう1つ。
意味がわからない「SOS団」。
もはや、部活動としてもまだ認められていない存在。
その団長におさまっているのがイカ…いや、Utaだった。
「宇宙人、超能力者、未来人とかこねぇかな…」
すでに、自身が人間ではないゲフンゲフン
いや、そんなことをつぶやきながらも触手をウネウネゲフンゲフン
「うーん、このままでは部費が下りない。せめて団員を集めなければ…」

バターン!

その時。
SOS団の部室の扉が勢いよく開けられた。

「…よく聞いてくれ、Uta。実は俺、情報統合思念体から地球に派遣されてきたんだ…。」

「…マジですか…
碧風先輩が、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースだったなんて…!」




………

こうして、日々、埼玉国高校の日常は過ぎてゆくのでありました。


おしまいw