聞コエテル?
帰るとき、
なにも知らないお前に
「100年先も一緒やで」
なんてくさいこと言われて
俺泣きそうになって、後ろ振り向けなかった…
「ちゃんと聞いてるか?」
最後に言いたかった
「今までありがとう。そして、ごめんね」
って。
あと少しで南イタリア(オレ)の歴史が幕を閉じる
これからはイタリアはヴェネチアーノだけになるがあいつは器用だからなんとかなるだろう…
記憶が無くなるなんて
なんか寂しかった
もう少し、「国」で居たかった。
そんな気もした。
今まで過ごしてきた日々を決して無駄じゃないと思いたい
(悲しすぎてありがとうなんて言えなかった。)
「なぁ、ちゃんと聞いてるか?」