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娘娘カーニバル!小休止の巻(1)

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張飛「娘娘カーニバル!」
関羽「小休止の巻」
孔明「始まりますよ」

〜娘娘カーニバル!小休止の巻〜

張飛「よう!俺様は司会の張飛ガンダムだ」
関羽「同じく司会の関羽ガンダム」
孔明「上に同じく、孔明リ・ガズィです。よろしくお願いします。
   この『娘娘カーニバル!小休止の巻』は出番の少ないキャラクターが主に会話形式で話しを進めていきます」
関羽「司会は度々変わり、時折ゲストも紹介されるぞ」
張飛「各キャラが疑問に思ったことをはがきでくれたりもするぜ!
   で、早速はがきが届いてるから紹介すっか。ほれ、孔明」
 張飛ガンダムが孔明リ・ガズィにはがきを手渡す。
孔明「私が読み上げてよろしいんですか?」
関羽「アニメではナレーションもしているし適任ではないか」
張飛「任せたぜ、孔明☆」
孔明「では、僭越ながら読ませていただきます。
   ペンネーム『紅蓮の覇将軍』さんからのお葉書です」
張飛&関羽「ちょっと待て!」
 二人の大声に孔明リ・ガズィははがきを落としそうになる。
孔明「どうしたんですか、二人とも?そんな大きな声をだして?(バクバク)」
張飛「それペンネームじゃねだろうが!明らかにある人物しか思い出さねえよ!」
関羽「コミックを持っている者がいれば誰のはがきかすぐに分かってしまうぞ」
 抗議を上げる二人を孔明リ・ガズィはなだめる。
孔明「まあ、落ち着いて。案外ばれないかもしれないじゃないですか。続きを読みますよ。
   『この作品の基準としている設定は何か教えてくれ』だそうです」
関羽「偉そうではあるがまともな質問だな」
張飛「この作品は一応どちらともアニメを基準にしてるぜ
   作者は三国伝のコミックは一応持っているけど、
   アニメの兄貴、曹操、孫権がかっこいいからアニメを基準に考えてるらしいぜ」
関羽「また、恋姫無双をアニメ基準にしたのはアニメしか見ていないからだ。
   恋姫無双のゲームやコミックを買う勇気がなかったというのが主な理由だ。
   これで満足していただけたかな?『紅蓮の覇将軍』殿」
孔明「では、次のお葉書に行ってみましょう
   ペンネーム『今回は名前さえ出ませんでした(怒)』さんからのお葉書です」
 三人が押し黙る。
張飛「思いっ切り怒ってるな(汗)」
関羽「いささか怨みが込められている気がするのは気のせいか(汗)」
孔明「気にせず行きましょう(滝汗)
   『劉備ガンダムや超雲ガンダムは人の形になるとどうして美少女と美人なんですか?
    男なのに卑怯だと思いませんか、理不尽だと思いませんか!(以下怨みの籠った内容)』」
 三人はさらに押し黙る。
張飛「えっとだな、兄貴たちを呼んだ人間の趣味じゃねえの?直感で決めたとか」
二人は急いで張飛の口を塞ぎにかかった。
孔明「きっと恋姫のみなさんが美しいので釣り合わすためでしょう」
関羽「劉備殿と超雲殿が特別美しいというわけではないぞ!
   孔明の言う通り、恋姫たちが美人だから並んでも違和感のない程度の見た目を与えられたのだ!」
孔明「これが我々の精一杯の答えです。『今回は名前さえ出ませんでした(怒)』さん、納得してください!」
関羽「あなたは十分美人だからきにしなくても良いと思うぞ」
孔明&関羽「(女性は怒らすと怖いからなあ(汗))」
 嫌な汗を拭きながらはがきを取り出す。
孔明「最後のお葉書です。
   ペンネーム『塊』さんからの質問です。変わったペンネームですね?
   『どうして兄、劉備ガンダムと一緒に異世界に飛ばされたのが超雲ガンダムなのだ?
    俺ならば、張飛ガンダムを選ぶ。あいつはなかなか強いからな。塊〜〜〜!!!』」
 孔明リ・ガズィが読み終わるとすぐさま関羽ガンダムが張飛ガンダムの頭を拳で殴った。
張飛「いってえ〜。なにしやがるんだ髭!」
関羽「見苦しいぞ、張飛!」
 関羽ガンダムは孔明リ・ガズィからはがきを取り、張飛ガンダムの前に突きつける。
関羽「このはがきをよく見ろ!『魂』と『塊』を間違えるなど、お前ぐらいのものだ!」
孔明「なるほど。呂布が書いたような葉書に見せかけていたんですね」
張飛「だってよお。義兄弟の俺たちを差しおいて、どうして超雲なんだよ」
関羽「拙僧とてそれには不満がある。
   だからと言って自分が司会をするところで自分のはがきを紹介することが恥ずかしいと思わんのか!
   しかも、漢字の間違いでばれたのだぞ」
張飛「けち髭(ぼそり)」
関羽「何か言ったか?」
張飛「何でもねえよ!くっそー、いい案だと思ったのによ」
関羽「これから周倉と馬超、関平と一緒に勉強だ!」
 張飛ガンダムの首根っこを掴んで関羽ガンダムは引き摺って行く
張飛「ちょっと勘弁してくれよ〜」
関羽「いちいち情けない声をだすな。お前は旅をしていたころから…」
 二人が遠ざかり一人だけ取り残されてしまった孔明リ・ガズィは爆扇機で自分に風を送った。
孔明「やれやれ。あの人たちは…。
   張飛さんの質問ですが、お答えしましょう。
   まず、恋姫の世界に行ったらガンダムの姿は移動する際に目立つし、
   ガンダムのままでは人間に触れるのに力加減が出来ないのではと作者は考え、
   はじめから劉備さんを人間にすることに決めていました。
   女の子にするのも恋姫の世界なのだからそっちのほうが面白いだろうと考えたからです。
   そして最初は劉備さん、関羽さん。張飛さんを恋姫の世界に行かすつもりだったのですが、
   困ったことに作者は女性版の関羽さんを想像できなかったんです。
   もともと恋姫無双を見た時に『関羽を女にするなんてスタッフはすごいな』と感心したくらい、
   作者には関羽さんを女性にするという考えがなかったんですよ。
   ちなみに張飛さんは恋姫の関羽さんの心労が増えるのではと気遣って諦めました
   そこで白羽の矢がたったのが超雲さんです。『コミックの説明で美丈夫って書いてるしいけるだろう』と軽いノリで」
 孔明リ・ガズィは葉書を一箇所にまとめる。
孔明「今回はここまでです。長い文を見てくださってありがとうございます」
 立ち去る孔明リ・ガズィは一枚のはがきを落とすが気付かずにいなくなってしまった。
 そのはがきには『赤い稲妻、桃園の誓いを立てた男』と『なんで兄貴と一緒が俺様じゃないんだ!』と書かれていた。
 どうやら、孔明リ・ガズィも不満だったらしい。