二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

―― 生 き て ――。

INDEX|1ページ/1ページ|

 



ごめんなさい





ごめんなさい





――― 生 き て ―――









「ぇ?」

「帝人・・・??」


なんで・・なんでだ?


なんで帝人が血で染まって

タオレテル??



帝人からいきなり電話があった。

そので言われたことは、とても妙なものだった


『ごめんなさい。ごめんなさい。まさおみ・・。』





『・・ッ生きて・・ッッ!!!!』



――プツン。



「・・は?」


帝人の電話からは、以上でないフインキがあった


必死に考えたが、思い当たる節はなに1つない。




でも、1つだけ知れるところが思い浮かんだ。





頼みたくなんか、これっぽちもない。


しかし、コレしか方法はなかったから・・・。








正臣は臨也を訪ねた・・。






「臨也さんッ!!」

「おや?正臣君じゃないか。」

「帝人君といい。今日は騒々しいなぁ」

「ッ!帝人も来たんですか!?帝人はどこなんですか!!!」

「おっと、どうしたんだい?正臣君。」

「帝人はどこだッ!!!」

「さぁ?それは本人に聞いたらいいだろう?」

「本人に聞けないから嫌々ここに来てるんだろう!!」

「嫌々、ね。」

「もぅ臨也さんしか頼む人いないんだよッ!!」

「金はいくらでも出すッ!借金してでも返すからッ!!」

「だからッ!!!」

「分かった。分かったから落ち着きなって。」

「~ッ」



一旦正臣を落ち着かせ、臨也は話し出す



「帝人君のことが知りたいんだろう?」

「だからさっきからいってるだろ!早くッ!早く帝人の場所をッ!!」

「はぁ・・。仕方ないな。じゃぁ後でちゃんとお金払ってよ」

「あぁ。」







正臣は走る


まるで嫌な想像を振り払うかのように


臨也から聞いた、情報を元に・・




“帝人君はね、とある廃工場のところで誰かと会うみたいだよ”



正臣は不安が消えなかった。


誰かとは誰なのかも気になったが、1番気になるのは臨也の最後の言葉だった・・。








“あぁ、最後に忠告してあげるよ。”








“行かないほうが、いいと思うけど?”



なんだよそれッ!!!

まるで、まるでお前(臨也)が裏で全部操ってるいいかたじゃねぇか!!





そしてもう1つ、嫌な想像が浮かんだ


もしかして、帝人はコロサレルのではないのか・・と。





嫌だ・・嫌だ嫌だ嫌だッッ!!!!!!!



やっと再会したんだッ!!

そう簡単に失うものか!!!




正臣は
走る
走る



















「ッはぁ、はぁ」

とある廃工場前


正臣は立っていた。




その、



“物音1つない”

廃工場のまえで――。




・・・・おかしい



普通は誰かとあっていたのなら話し声の1つや2つは聞えても可笑しくは・・ない


しかし、それすらもないこの場所は、


正臣の不安を巨大化させた




「まさか・・・な・・。」



不安を胸に、それを打ち消すように


冷や汗をたっぷりかいた手で、廃工場のドアのとってを握り、



いっきに開けた―――――








「・・・・・・・は?」



正臣のでも分かるほどに間抜けな声がでた

それもそのはずのだろう


とても、信じがたい光景だった





今、目の前で真っ赤に染まり倒れているのは

紛れもない・・









紀田正臣の古くからの親友



〟竜ヶ峰帝人”だった・・・・・。







「ぉい・・帝人・・?」

「・・・」

「帝人ッ!!!」

何度ゆすってもなんど名前を呼んでも

その口が開かれることは、もぅ・・・





「~ッッ!!!!」


彼は泣いた。


もぅ2度と聞けない彼を抱きしめながら


彼は叫んだ。

もぅ2度と起きない彼の名を呼びながら


彼は―――――



「ゴメン。帝人」


そばにあった鉄の棒を取り





「俺、お前との約束・・・・・・」





頭上でかざして








“守れそうにないや”









一気に振りおろした





ヒュン!!



乾いた風を切る音が響いた。




その次に


日常では聞くはずがない


否、聞きたくもない何かを潰すような・・


なにかを思いっきり打ち付けるような音が響いた。






それに続いて


正臣は、帝人の横に倒れた・・。



「守れなくて・・・ごめんな」


「でも、これからはずっと・・・・一緒だから・・。」





苦笑をし、それでも嬉しそうに


帝人の手を取って

涙を流して、目を、瞑った――――。










『えー、こちらとある廃工場前』

『2人の高校生と思われる少年らが、血を流し倒れているところが見つかりました。』

『1人は、高校2年生の竜ヶ峰帝人君。1人は同じ学年の紀田正臣君と思われる少年です。』

『竜ヶ峰君は数ヶ所に打撲や擦り傷があり、紀田君は頭を割る勢いで鉄パイプで自分でたたいたと思われます。』

『これは、集団暴力とわかって、捜査を続けて―――――』







臨也はつぶやく







「だからいったじゃないか。」



「行かないほうが、いいんじゃないか・・・って」






臨也は笑う。




まるで帝人と正臣が一緒に死んだところを愛しむように




「これだから、情報屋はやめられないよ・・。」





ピン!



カンカンカン・・・




チェスの盤からは、2つの駒が


はじき出された・・・・









「GAME OVER」












+END+




作品名:―― 生 き て ――。 作家名:紅月