鬼殺し ~全てが終わる時~ 起
プロローグ
ある村の夜のこと
清葉亮堵はある人物と会っていた。
「お主が、清葉亮堵さんか?斗卿に頼まれてきた。」
ある人物とは黒夜叉の事だった。
「ああ。黒夜叉だな。」
「主の頼みは分かっている。」
「屍を喰らう鬼を殺れ。だろ?」
黒夜叉は不気味に笑いながら言った。
「そうだ。あの作戦を絶対成功させるぞ。」
清葉亮堵も不気味に笑っていた。
その時、黒夜叉は思い出したように、
「清葉亮堵、あの薬完成したぞ。」
「そうか。次こそ成功させるぞ。俺も参加する。」
黒夜叉は頷くと、しばらくすると、闇の中に消えてしまった。
そこには、清葉亮堵は不気味に笑いながら言った。
「これで!これで屍を喰らう鬼が死んでくれる!」
作品名:鬼殺し ~全てが終わる時~ 起 作家名:鳳凰蘭