鬼殺し ~全てが終わる時~ 起
丑三つ時
丑三つ時頃の万事屋でのこと。
新八は自宅に帰り、家には、高杉、桂、銀時、神楽は、寝ていた。
そんな中、万事屋の前に一人の男、清葉亮堵が立っていた。
「此処だな。これで屍を喰らう鬼がいなくなってくれる!」
そう呟くと万事屋の中に入っていった。
ガラガラ・・・
「ふっ、なんと無防備な・・・」
清葉亮堵は足音を立てずに、銀時と桂、高杉の部屋に入っていき、銀時の元へ行った。
「この薬を飲ませれば・・・!」
そういうと、赤い液体が入った小瓶を懐から取り出し、蓋を開け
銀時の口に流し込んだ。
「目覚めろ白夜叉。」
そう呟くと、清葉亮堵は万事屋から去っていた。
作品名:鬼殺し ~全てが終わる時~ 起 作家名:鳳凰蘭