ひじか誕
≪1日目 5月3日≫
今日は、必要な物の買い出しアル。つっても、マヨが5割を占めてるけどナ。
あとは、飾り付け用の画用紙とかマヨ以外の食べ物。
「新八ぃ-。行くヨー。」
「はいはい。待ってよ神楽ちゃん。いまいくよ。」
買い出しは新八と。銀ちゃんはお仕事。沖田とゴリは見回り中アル。まあ、沖田はさぼってるだろうけどナ。
スーパーへ行くと人がたくさんいた。
「神楽ちゃん。今日はセールだから人がたくさんいるね。」
「セーリ?お前っ何言ってるアルカ!!このッ変態っ!!」
「いやいや、違うから。セール。安売りのことだよ。」
「なんだ。そうアルカ。びっくりしたネ」
「いや、僕のほうが驚いたからね。…って、早く買い物終わらせちゃおうよ。」
「わかってるネ!!」
そんなこんなで買い物が終了。ほしいもの全部買えてよかったアル。
≪2日目 5月4日≫
場所は万事屋。
今日は、作るのに時間がかかりそうなケーキと料理と飾りを準備するネ!
私と新八は料理。ゴリと沖田は飾りを担当するアル。
料理はマヨケーキ(土方用)、ケーキ(自分たち用)、土方スペシャル……など。あとはローストビーフとか、海老フライとか。
飾りも結構順調のようだ。
「よし。今日はこれくらいにするヨ。」
「お疲れさまでした。」
「おー、お疲れさん。」
「お疲れしたぁ。」
≪3日目 5月5日 当日≫
今日はいよいよマヨの誕生日アル!午後にアイツが見回りから返ってきたところでぱぁーーーんっとクラッカーを鳴らす、予定アル。
よしっ!!
「みんなで協力して早く準備終わらせるネ!!」
「「「おぉー!」」」
昨日まで仕事だった銀ちゃんを加え、5人で準備する。
昨日と同じようにゴリと沖田は飾り付け。
万事屋3人衆はまだできていない料理をせっせと作った。
今は11:30やっと飾り付け終了。料理も机の上に乗り準備は万全。
その時…
「お帰りなさいっ副長!」
「おぅ。お疲れさん。」
ガラガラ
「おい…お前ら……」
「「「「「HAPPY BIRTHDAY!!」」」」」
「え…。」
「え…って、今日はお前の誕生日ダロ!!」
「あ、そういえば…」
「忘れてたなんてな。」
「っせぇなぁ。俺はお前らと違って忙しいんだよ。」
「「「んだとこらぁ!!」」」
見事に万事屋3人の声がハモった。
「まあまあ、万事屋。今日はトシの誕生日なんだから。ね?」
「むぅ。わかったアル。」
しょうがないから心がめっさ広い神楽さまは許してあげるネ。
「あ、それでお前ら。あの……」
「「「「「?」」」」」
「ありがとよ。」
END.
トシ!HappyBirthday!!
のん