えー、だって…
あ、短いっすよ。話ww
「帝人くん。今日こそどっちか決めてよ」
「俺だよな?帝人」
「………」
池袋最強と名が高い二人に囲まれ、帝人は困ったような顔をする。
「あのですね、何度も言っているように、僕には選べませんってば」
「他に好きな奴がいるの?」
「そいつの名前と住所教えろ。何もしねぇから」
いや、明らかにアンタ達何かするでしょう。告白された時の定番の言い訳が消える。臨也は焦れったそうに帝人に詰め寄る。
「いないんだよね?だったら俺とシズちゃんで選んでよ」
「普通の女の子ってゆう選択肢はないんですか?」
「「ない」」
二人の声がハモる。ああ…何でこんな時だけ息が合っているんだ。
「じゃ、じゃぁ…どちらも選ばな…」
「「駄目(だ)」」
またハモる。臨也は優しげな笑みを浮かべて、帝人の肩に手を置いた。
「帝人くん。怖がらなくても良いんだよ?正直に俺を選んで、シズちゃんに何かされるのが心配なんだろう?」
いや、その自信は何処からくるんですか。
「何言ってんだクソ蚤蟲!大丈夫だ。俺が蚤から守ってやる」
いや、だから何で貴方を選ぶ前提で話を進めているんですか。そんな事を帝人が思っているとも考えず、二人してやいやい言い合っている。しばらくしてもその醜い争いは終わる気配がないから、帝人は溜息を吐いて、その場から立ち去ろうとした。それに気づいた二人が慌てて帝人を止める。
「もぅ、いい加減にして下さいよ。僕にはどっちも選べませんってば」
「俺達のこと嫌いなの?」
臨也の言葉に帝人は口を噤む。その様子を見て、臨也は決心したように頷いた。
「よし、じゃあ分かったよ!」
「何がですか?」
「帝人くんが望むなら、俺とシズちゃん、二人と付き合おう!」
帝人くん唖然。
「大丈夫!俺、3Pもいけるから☆てか、どっちかって言うと3P大好き!」
うわー、心底どうでもいいー。つか、何故に自分で自分の性癖バラしたの?あーもー!否定して下さい静雄さん!…と、助けを求めて静雄を見る。しかし、静雄は臨也を睨むだけで、否定はしない。
「ね?いいでしょ。帝人くん」
「い、嫌です…」
帝人は頑なに言い張った。この二人と付き合う気なんて全然ない。100%ありえない。静雄は不満なのか眉を寄せる。
「俺(達)のこと嫌いではないんだろう?」
帝人はう〜ん、と考えてニコッと笑う。
「はい、どちらかと言えば大好きです!」
帝人の笑顔と言葉に二人は胸がキューンとした。
「だって二人とも僕が求めている非日常そのものだし、二人と話してると物凄く楽しいですから」
「なら、尚更付き合うべきだよねぇ?」
「ああ、蚤蟲の言う通りだ」
二人は期待を込めて帝人にそう言った。
「あ、それはないですって」
「何で!?」
帝人はまた笑顔を浮かべる。
「だって、お二人と付き合いだしたら…」
それはもう、非日常じゃなくなりますから。
end...
意味わからないですか…?(恐る恐る)
考えないで感じて下さい(キリッ
文章力ないのは知っていまーす(*´Д`)