二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

TAB お題 「朝ちゅん」www

INDEX|1ページ/1ページ|

 
おじさんとバニーさんは、「朝の会議室」で登場人物が「告白する」、「指輪」という単語を使ったお話を考えて下さい。 shindanmaker.com/28927 #rendai
と、DVD第一巻のドラマCDを聞いてあらぶった結果。




呑み過ぎた朝一番に緊急招集コールに叩き起こされた。とりあえず頭からシャワーを浴びて急いで駆けつけたってのに、誰もいねぇ。ねみぃと、重役椅子をリクライニングスイッチで倒し寝ていると、バニーが入ってきた。
「おじさん。おはよう……」
寝ていると勘違いしたのか、声をひそめたバーナビー。
これは脅かしてやれる、と寝たふりを続けた。近づくバーナビーとの間合いを測っていたら、近づくなり左手をとられた。なんだ?左手の結婚指輪に暖かな息がかかる。え?と驚いていたら、
「一途なおじさんも好きです」
ババババーナビー!?ピクと指が動いてしまったので、バーナビーは慌てて左手を離す。椅子に当たる直前ですくい取られた。しょうがないから、あくびをして起きたフリをする。
「バニー、おせぇなぁ」
「朝はエレベーターが混むんですよ」
「へーへー、そうですかいっとぉ」
「おじさん」
「あのさぁ、そのおじさんて呼ぶのやめてくんない?」
「じゃなんて呼びます?」
「先輩、とか、ボス、とかさぁ」
「虎徹」
「ええええ!?急に名前?」
「おじさんも僕を名前で呼んでくれてもいいんですよ」
「いや、名前ってのはさ……」
高校時代、あいつに呼ばれた事を思い出して身の置き場がなくなる。
「冗談ですよ、おじさん」
「そうだよ、大体……どうした?バニー」
「何がですか?」
さっきの行為の意味を聞こうと思ったが、寝たふりで聞いた罪悪感が言葉を詰まらせる。
「いや、その、なんて言うか、なんで誰もいないんだろうな!」
「……おじさん、起きてましたね」
「え、あ、なっ何がっ!?」
バーナビーは、軽くため息をついてテーブルに片手をつくと急に顔を近づけてきて、キスをされた。
「さっきも言いましたけど、奥さんとの指輪を嵌め続けている、そんなおじさんが好きです」
「いやぁ遅れてすまん!」
そこまで聞いたところで、どやどやっと関係者が現れて、バーナビーからそれ以上のことは聞けなかった。会議が上の空だったことは言うまでもなかった。