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【APH】あいつと俺。【米英】

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ある年のクリスマス。

一人の男が寂しそうに歩いていた。

「……ちくしょう…アメリカの野郎…」

その男の名前はイギリス。
彼は国の具現化者達の一人(一国)として生きている。
そのため、長い歴史がある。
その長い歴史の中には、思い出したくもない悲しい出来事が多い。
彼が怒っている相手は、世界最強と言われているアメリカ。
彼、アメリカは、イギリスの思い出したくない歴史を一つ作ってしまった人(国)でもあるが、イギリスの大切な弟でもある。

 …――――――――――回想?―――――――――――

「イギリス!ひどいんだぞ!!」

「…なにがだよ…。」

「俺のハンバーガー食っただろ!」

「食ってねぇえよ!!」

「嘘つくのはいけないんだぞ!」

「嘘じゃねぇ!」

「イッ…イギリスなんて大嫌いだ!!」

「はっ!俺もお前のことなんか大っ嫌いだ!!ばーか!!!」

 …―――――――――――回想終了―――――――――

二人は、この子供のような喧嘩をよくしている。
イギリスは今日のことを忘れようと、パブりに近場の酒場に行こうと思った時。

「はぁっ…イッ…イギリスッ!!」

後ろで聞き覚えのある、忘れられない絶対に忘れられない奴の声がした。
ふと、振り返ると、そこには…

「アッ…アメリカ…」

大好きで大切な弟。
いや、大好きでたまらない大切な〝恋人〟と言っておこう。

「…で?何しに俺んちまで来たんだよ。」

「あっ。うん…謝りにきたんだ…。」

「え?」

「…イギリス、さっきはごめん。…」

アメリカがこんな形で謝ることは全くないのでイギリスは少し焦った。

「え?えぇ??」

「だって、今日クリスマスじゃないか!!」

「ん…あぁ…それが?」

アメリカの言っていることがイギリスには全く分からない。
というか、意味不明だ。

「だから、クリスマスプレゼント!!」

「は?」(またアメリカはガキみたいな事を…)


「…全く…しょうがねぇなぁ。おいアメリカなにがほしいんだ?」

イギリスはアメリカの子供のような発言にだいぶ気が晴れた。

「えーと…あっ!!」

「ん?なんだ?」




「イギリスが欲しいんだぞ!!」


「………え?……えぇええええええええええええ!!!??」



続かない。