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触手ショック

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「ちょwwwwwこれまじなんぞwwwwwwwwwww」


口こそ笑いの形を取るものの、その深海から伸びて絡んでくる触手にうんざりしてきた。
かなりの数は斬っている筈なのに一向にその数は減る様子が見えないのだ。
いい加減持ち前のテンションだけではどうにもならなくなってくる。

司令塔からの連絡では戦艦隊がかなり活躍しているようだった。
上は上で頑張っているなら下は下で頑張りたい所なのだが、いかせん数が違いすぎた。


伊八とて腕に覚えがない訳ではない。
でも一人で裁ききれる数では到底ないのだ。

「ま、まじ、これ、あとどれくらいっあんだお‥‥っ」


流石に弱音も吐きたくなる。
と一瞬の隙が出た時だった。

「うあ!!なっなん‥‥放せ!!」

身体にその触手が絡み付いてきたのだ。
蛸のようなそれはヌメヌメとしていて剥がれない。
骨のない軟体動物?は意外と手ごわかった。

とにかく絡み付いて服越しに吸い付いて離れないのだ。
気持ち悪さから身をよじっても引き離そうと引っ張っても噛み付いてみても絡み付いて取り込まれていく。

捕食される恐怖に血の気が引けるもどうにもならない。


「ちょっwまさかこのままアッー!展開とかベタすぎんだろ!ゆっU房早くこいおwww」


伊八の予想道りに服の中に入ってくる触手に抵抗するも、止められるものならもっと前から止められている筈なのだ。
本当にどうにもならずにばたつく。


その触手はまるで見た目が本当に蛸のようなものだった。
だが連絡で入ってきた情報ではどうやら宇宙からのなんたらだとかいうものらしく、たぶんこの地球にある蛸とは似て非なるものなのだろう。
まぁ既に色がオカシイので地球外のものなのだろう。
だが、その蛸の突然変異だとしたら。
蛸の習性そのままだったとしたら。



「って、だからその展開はベタすぐるって‥‥‥‥っ!アッー!!!」









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その後、日本国が誇る戦艦隊に助けられ無事に救出されるもしばらく伊八が大人しい子になって周囲を驚かせたそうな。

ちなみにドイチュからのお友達も少し離れた所で救出されるもこちらも更に大人しくなっていて、回りはそれとなく空気を読んでそっとしておいてくれた様です。







※※※※※※
確か蛸さんは穴があったら入りたがる性質を持っていたので、捕食されたら穴という穴を犯されるとかいうネタですwww
つかご本家様で動きがあったから消そうかどうか悩み中w
まさか愛しの伊八ちゃんが公式で触手に掴まるとかこの話を書いていた時は思っていなかったのですよおおおおw
どうしよう、本家に沿った触手話も書いてみたいような…どうしようwww
作品名:触手ショック 作家名:へべれけ