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part1

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円)「なあ、今日の夏祭り・・・・・風丸一緒に行かない?」
(風)「えっ?別にいいけど・・・・」
(円)「よし!決まり!」
(豪)「ちょっと、待て・・・・俺と一緒に来い!風丸!」
(鬼)「そんな奴らと行くより、俺と一緒に行ったほうが楽しいぜ!」
(吹)「僕も、お祭りって、昔から行ってみたかったんだ!風丸君!一緒に行こう!」
(風)「やっ・・・・・あの・・・」
風丸の目の前で、四人の口喧嘩が始まってしまった。
(風)「どうしよう・・・・あっ!そうだ!みんなで一緒に行こう!」
風丸は、笑顔で言った。
それには、四人も負けて、「うん」しか言うしかなかった。
そして、お祭り・・・・
しかし、このときも四人の火花が見えた。
(円)「風丸!こっち!こっち!」
(豪)「いや、こっちだ。」
(鬼)「こっち・・・」
(吹)「かき氷一緒に食べよう。」
・・・・・また喧嘩が始まった。
(風)「ちょっと・・・・四人とも・・・・」
風丸は、喧嘩を止める言葉が見つからなかった。
四人が喧嘩をしているのを見ていると、知らない男の人が風丸に近づいてきた。
(?)「ねえ、そこの・・・・一緒に遊ばない?」
(風)「えっ?俺、男ですよ。」
(?)「男でも、いいからさ・・・・一緒に行こうよ。」
(風)「でも・・・友達が。」
(?)「そんなのいいから、行くぞ!」
知らない男は、腕をつかんだ。風丸は、抵抗しようとしたが、体の体格差が違いすぎて、どんどん引っ張られていくみたいだった。
(風)「くっ!」
その時、風丸の手を引っ張っていた男が吹っ飛んだ。
(風)「えっ?」
そう、今のキックは、豪炎寺だった。
(風)「豪炎寺・・・・」
(?)「何だ!お前ら!」
(?)「俺らに喧嘩を売るとは、いい度胸じゃないか!」
(鬼)「何、言っている。先に喧嘩を売ったのは、お前たちだろう!」
(円)「そうだ!俺達の連れを連れて行こうとしただろう!」
(?)「中学生のお前らが、俺らに喧嘩を売ろうなんていい度胸だな・・・・」
(?)「まあ、ここだと何だから・・・・・誰もいなそうなところに、行こうぜ・・・・・・・・・あそこの、神社・・・行こうぜ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、神社・・・・
(風)「みんな・・・・・」
・・・・・・その時、後ろから、腕を引っ張られた。
(風)「うわ・・・・!」
皆は、俺に気が付いていたが、周りの奴らの相手で、精一杯だった。
(鬼)「くそっ!貴様ら!卑怯だぞ!」
(?)「へっ!お前らの仲間が少ないのが悪いんだよ!」
・・・・・・・・
(風)「うわっ!」
風丸は、腕をロープで縛られた。
(風)「なっ!なぜ、こんなこと・・・・」
その時、一人の男が、風丸にキスしようとした。
(風)「なっ!やめろ!やめろ!」
風丸は、必死に抵抗したが、かなわなかった。
(風)「円堂・・・鬼道・・・豪炎寺・・・吹雪・・・たす・・・けて・・」
風丸は、もうだめかと涙を流した時、
ドアがいきなり壊れた。
そこには、円堂、鬼道、豪炎寺、吹雪が立っていた。
(風)「みんな・・・」
風丸は、隙をついて、みんなの所に戻ろうとした。しかし、腕が縛られているため、うまく動けずにすぐに捕まってしまった。
(?)「おっと・・・・行かせないぜ・・」
(風)「く・・・・」
(円)「風丸を放せ!」
(?)「やれるもんなら、やってみな。言っておくがな、この部屋には、十人位、いるからな!」
そして、また、喧嘩が始まった。
今度は、簡単に倒せなかった。
四人は、ボロボロだ。
(風)「みんな!もういい!もうやめて!」
(円)「俺達は、絶対にあきらめない!」
(鬼)「風丸を助けるまで!」
(豪)「あきらめない・・・」
(吹)「そういうことだから、待っていてね。風丸くん!」
・・・・・・・風丸の目からは、涙が出てきた。
(風)「みんな・・・・・俺のために・・・・」
(?)「どうした?心配か?」
(風)「放して・・・・・放してよ!」
(?)「怒った顔も可愛いね。だが、やだね。」
(風)「くっ・・・・」
(?)「どうした?また怒るか?」
(風)「俺は、四人を信じる。四人がお前らに勝ったら、俺に二度と近づくな!」
(?)「いいだろう・・・・・だが、あいつらが、負けた場合は・・・・」
(風)「わかっている。お前の物になる・・・・・」
(?)「わかっているね。いいだろう。じゃあ、ちゃんと見とけ!こいつらが負けて、お前が、ずっと俺の物になる、瞬間を!」
・・・・・・・・・・・・・
(円)「お前ら・・・・今の聞いたか?」
(鬼)「ああ、負けられなくなったな。」
(豪)「絶対に風丸を取り戻す!」
(吹)「風丸君・・・・自分を犠牲にしてまで、僕達を信じてくれているんだね。これは、負けられないね・・・」
そして、喧嘩がヒートアップしていった。
何分か経った。
四人が勝利した。
(風)「みんな!」
(円)「風丸!よかった!お前が無事で!」
(鬼)「何もされていないか?」
(風)「うん。大丈夫。」
(豪)「俺達を信じてくれて、ありがとう!」
(吹)「まあ、負けても、毎日でも風丸君を助けに行くけどね。」
(風)「ありがとう。本当に、ありがとう!」
風丸は、みんなの手当をしながら、泣きながらお礼を言った。
(風)「そろそろ、花火始まるけど・・・・みんな動ける・・・?」
その時、この小屋の窓から、見えたのは、きれいな花火だった。
(風)「花火・・・・・ここから、見えるんだ。」
(円)「きれいだな・・・」
(鬼)「・・・・ああ、きれいだ。」
(豪)「良かったな。風丸。」
(吹)「みんなで、見られたね。」
(風)「うん。みんなが、俺のために戦ってくれた。そのおかげ!ありがとう!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、夏祭りが終わった。
作品名:part1 作家名:mai