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part2

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(風)「ちょっと、風が強いな・・・」
(円)「大丈夫か?」
そう、なぜなら、ここは、少し足を滑らせると落ちる崖だったのだ。
(風)「・・・・多分・・・・うわ!」
風丸は、風で、体を押されて、崖から、落ちそうになった。
(豪)「風丸!」
豪炎寺が手をつかんだが、豪炎寺も一緒に落ちてしまった。
(円)「風丸!」
(吹)「豪炎寺君!」
(鬼)「どうする・・・・いま、俺達は、五人で秘密合宿をしているから、助けも呼べないぞ!」
(円)「わかっている・・・・」
・・・・・・・・・・・・
そして・・・・
風丸は、目を覚ました。
(風)「・・・・・ここは・・・」
(豪)「うっ・・・・風丸ちょっと、降りてくれるか?」
(風)「あっ!ごめん!でも・・・なぜ、豪炎寺が下に?」
(豪)「お前をかばった・・・」
(風)「うそっ!ごめん!大丈夫か?」
(豪)「ああ、大丈夫だ。行くか・・・」
(風)「ああ・・・うっ!」
(豪)「どうした?風丸・・・・」
(風)「いや、何でもない・・・・先に行って・・・」
風丸は、足をおさえていた。それに、豪炎寺は、気がついた。
(豪)「お前・・・足・・・」
(風)「なっ!大丈夫だから!先に行って・・」
(豪)「おぶってやる。早くしろ・・・」
(風)「でも・・・俺重いし・・・」
(豪)「男が、そんなこと気にするな・・・・」
(風)「わかった・・・・ごめん・・・」
風丸は、おぶってもらった。
(豪)「お前、今、自分は、重いって言ったが・・・・ちゃんと食べているか?軽すぎるぞ・・・」
(風)「自分じゃ、わからない・・・」
(豪)「そうか」
(風)「豪炎寺・・・・早く・・・」
(豪)「何だ?」
(風)「どっか、洞窟捜して・・・・雨が降る・・・・」
(豪)「何!」
・・・・・・・
洞窟を目の前に、雨が降ってきた。
洞窟に入ったのは、いいがびしょ濡れだった。
(風)「濡れてしまったな・・・・」
(豪)「済まない・・・・」
(風)「いや、あやまることないよ。俺が悪いんだし。」
風丸は、上の服を脱ぎ始めた。
(豪)「お前!何しているんだ!」
(風)「・・・・?濡れた服着ていると風邪ひくだろ・・・・?」
(豪)「えっ・・・・・あっ・・・・そうだな」
風丸の意見に賛成し、豪炎寺も脱ぎ始めた。
(風)「うっ・・・・ちょっと寒いな・・・」
(豪)「こっちに来い・・・・くっついたほうが、温かいだろう。」
(風)「だな・・・」
二人は、くっついた。
(風)「豪炎寺・・・・本当にごめん・・・俺が崖から、落ちたせいで・・」
(豪)「お前のせいじゃ、ない・・・・・風に押されたんだから、仕方無いさ」
(風)「ありがとう」
(豪)「よし。食料調達して来る。今日は、ここに寝泊まりになるだろう。そうだ。ここは、携帯の電波が通っているみたいだから、円堂達に電話しておいてくれ。」
(風)「でも!」
(豪)「頼んだぞ!」
豪炎寺は、大雨の中、走って行った。
(風)「豪炎寺・・・・」
風丸は、豪炎寺に言われたとおりに、電話をした。
(風)「・・・・・という訳なんだ。だから、俺達は、大丈夫。今日は、この洞窟に泊まるから・・・」
(円)『わかった。気を付けろよ!』
(風)「うん。ありがとう。」
そして、電話をきった。
豪炎寺が戻ってきた。魚と果物を持ってきてくれた。
(豪)「済まない・・・・・これぐらいしかなかった。」
(風)「十分だよ!ありがとう!」
洞窟にあった。木をたくさん拾った。
(風)「あっ!でも、火は・・・」
(豪)「大丈夫・・・マッチがある。」
豪炎寺が、マッチをズボンのポケットから、出した。
(風)「さすが!」
・・・・・・・・・数分たって。魚がいいぐらいに焼きあがった。
(風)「いただきます!」
風丸は、魚を食べた。
(風)「うん!美味し!」
(豪)「・・・・・・ああ!確かに!美味し!」
(風)「ありがとう!豪炎寺!」
(豪)「ああ・・・」
そして、魚も果物も食べ終わり、寝ようとした。
(風)「・・・・・」
(豪)「風丸?寝むれないのか?」
(風)「いや・・・なんでもない・・・お休み・・・」
風丸は、少し震えていた。
(豪)「寒いのか?」
(風)「・・・・・ちょっと・・・・」
(豪)「くっついて、寝るか?」
(風)「えっ?いいのか?」
(豪)「・・・・・・・・お前が気にしないなら・・・」
(風)「へっ?何を?」
(豪)「いや、何でもない・・・・来るのか?来ないのか?」
(風)「ごめん!行く行く!」
風丸は、豪炎寺の近くに行った。
(風)「豪炎寺・・・あったかい!」
(豪)「お前が、冷たすぎるんだ」
(風)「うん。ごめん・・・」
(豪)「いや・・・・いい。」
(風)「豪炎寺?顔が赤いぞ?大丈夫か?」
(豪)「えっ・・・・」
(風)「どうかしたのか?」
(豪)「いや、だから・・・・その・・・・っ!」
(風)「・・・・・!」
豪炎寺は、風丸にいきなり、キスをした。
(風)「えっと・・・・」
(豪)「ごめん・・・・我慢できなかた。」
(風)「うん・・・・大丈夫・・・たぶん・・」
風丸も顔が真っ赤になった。そして、二人は、寝た。
朝・・・・
(豪)「足は?」
(風)「うん・・・・・もう。大丈夫・・・」
風丸の顔は、赤かった。
(豪)「その・・・・すまない・・・・」
(風)「うん・・・・」
豪炎寺は、無理やり、風丸をおぶった。
(風)「ちょっ!豪炎寺!」
(豪)「今日で、合宿所につくから、そこまで、おぶわせてもらう。」
(風)「うん・・・・ありがとう・・・」
そして、何分か歩いた。
合宿所についた。
(円)「おかえり!って!コラ―――――――――!」
豪炎寺は、すぐに風丸をおろした。
(豪)「そいつ、ケガしているから・・・・・」
(吹)「えっ?本当だ。早く手当しよう。」
(風)「うん・・・」
(鬼)「大丈夫か?」
鬼道と吹雪は、風丸に肩を貸してあげた。
そして、手当が終わった。
(風)「ありがとう。二人とも・・・・」
風丸は、お礼を言って、自分の部屋に戻った。
(風)「俺・・・・最悪だ・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・
(豪)「俺は、何をしているんだ!最悪だ!」
・・・・・・・・・・・・・・
(風)「寝むれない・・・・散歩にでも行くか・・・・」
・・・・・・・・風丸は、散歩をし始めた。
前から、誰かが歩いてきた。
(風)「豪炎寺・・・」
豪炎寺だった。
(豪)「風丸・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・風丸は、あやまろうと決意した。その時
(風)「豪炎寺!昨日は・・・・・・・・」
(豪)「ごめん!」
(風)「えっ?」
(豪)「本当は、あんなことするつもりは、なかったんだけど・・・・」
(風)「豪炎寺・・・?」
(豪)「でも・・・・俺、風丸に嫌われたくない・・・・だから!」
(風)「大丈夫だよ。豪炎寺・・・・嫌いになるわけないじゃないか。」
(豪)「風丸?」
(風)「豪炎寺は、俺の命の恩人だよ。ありがとう。豪炎寺!」
風丸は、笑っていた。
(豪)「・・・・ああ!」
(風)「そういえば・・・豪炎寺・・・なぜここに?」
(豪)「いや、少し・・・散歩に・・・・」
(風)「そっか・・・・」
(豪)「風丸・・・・お前も?」
作品名:part2 作家名:mai