もしも。2話
「ブィ…」
…朝きいた声…しばらくして頬に冷たくて…少しザラっとしているものが触れた。
「ん…」っと呟いて起きるとそこにはイーブイがいる。
私の初めてのパートナー…。
私の大事な友達が顔を覗いている。
きっとさっきのは顔をなめて来たのだろう。
体をゆっくりと起こすとイーブイがピョンっとベットから降りる。
そういえば今日から私は旅に出るんだ…この子と一緒に…。
はやくいかないと、出遅れるような気がした。
学校の皆はもう旅に出たっぽいから…
何で分かるのかって?携帯に連絡があったから…とでも言っておこう。
「あ・・・」
旅に出るならあの人を誘おうとおもってブイ(イーブイの名前)と家を出る。
隣の家の扉をたたいてみると…
出てきた…。
「どしたの?今日から旅に出るんじゃなかったの??」
この人は澪さん。
はっきりいってかなり喧嘩に強くて美人で憧れのトレーナーだ。
とりあえず、旅に出る件について、そして一緒に旅をしてほしいと伝えてみた。
すると、あっさり「いいけど?」って言われた。
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こうして私と澪さんは旅に出ることにした。
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澪さんの手持ちは今のところドラゴンタイプが中心らしい。
私はまだドラゴンタイプを持ってないけどかなり憧れる。
早く私もたくさんのポケモンをゲットしたい。
そう思ってぶらぬら歩いていたら…。
「わぁ!久しぶりだね!!」
赤い帽子の赤い服の人…
―――――――――――――――――――――――――――…だれ?